とある本でとてもいい事が書いてありました。
一級建築士の方が、30階の高層マンションから、田舎の一軒家に引っ越されたそうです。
著者が「なぜ」と尋ねたら、「土の香りのする生活をしたかったんだ!」と。
建築士は、お客様の家の建築をするのだけど、ふと気付いたら、
自分自身が、窓も開かないエアコンで空調された無機質な高層マンションに住んでいる。
そんな環境に暮らしていて、はたして居心地の良い家なんてデザインできるのだろうかと。
それで、雨が降り土埃で土の香りが立ち上がる、日々の天気や四季の移り変わりを感じれる
田舎の一軒家に引っ越したということです。
土の香りを僕なりに表現すると!
雨が降り土地埃が立ち、庭先からプーンと土の香りが立ちこめる。
パチパチと地面をたたく雨音、やがてザーザーと本降りになる。
水気を帯びた冷たい風が、火照った肌を優しくなでていく。
軒先では風鈴がチーンと鳴る。
夕涼み!そんな美しい言葉が頭に浮かぶ~。
あ~一夏の午後が優しく過ぎていく。
今は、首都圏で生活することが窮屈になってきています。
その内容は、住んでいる方々がよく分かっているでしょうから、あえて説明しません。
八ヶ岳には、土の香りも、風の音、朝日の香り、闇の色味など、
本来、日本人が普通に接していただろう情緒ある環境があります。
混沌とした世の中です。今こそ八ヶ岳へ暮らし、
自然の一部としての人のあり方を感じるべきだと思います。
八ヶ岳ライフ!
出来ない理由をならべるよりも、出来る希望を掲げる方が
人生デラックス!ですよ!
本日、パン屋を営むご夫婦がいらっしゃいました。
都心にお店もあり従業員も抱えているけど、一度きりの人生で、限りある残された時間を
やっぱり、以前から憧れていた八ヶ岳で暮らしてみたい!と言う気持ちを抱いてお越しくださいました。
最初は土地だけ買って老後に家でも建てられたらいいなあと言われていたのですが、
「想いがあるなら、今から始めてみませんか!」と、中古別荘を買ってリフォームする提案をして、案内しました。
そして、ごく自然にお勧めする中古物件を決められました。
と同時に、その場でリフォームのプランのうち合わせになりました。
いや~、また一軒、僕の住む別荘地に素敵な家が出来ますよ!
このご夫婦、僕のブログをいつもご覧になっていて、
「画家の別荘」の中古物件をいいなあと思われていたそうです。
でも、あの別荘は電光石火で売れてしまいましたので、びっくりされたのと同時に、
やはり、行動しなければなにも始まらないと思われたのです。
そして、メールを頂き、本日お越しになり、めでたくゲット!という感じです。
近い将来(もしくはすぐ)ここにパン工房が出来るかも知れません。
そうしたら、別荘に移住されている方々が、毎朝買いに来られ、憩いの場になる事でしょう。
僕は、このシーンを思い描いただけで、ワクワクしてきます!
もちろん、僕も朝の犬の散歩がてら、森の中で作られた焼きたてパンを買いに行くのが日課になるでしょうね!
ぼくの住んでいる別荘地にいろんな方が引っ越して来られたら、楽しいなあと思います。
整体師、ジャム屋、燻製屋、ワインセラー、会員制のバール等々。
こんな事が実現していったら、本当に素晴らしい場所になるなあ!
そうそう、越してきたいという方!秘密の物件をご紹介しますよ!
さてさて、次におこしいただけるのはどんな素敵な方なんでしょうか!?
taizen58@yahoo.co.jp
トモエダ
森の香りと木漏れ日の差すエントランス。
こんな自宅への入り口を作るのも、夢ではなく普通に実現できるんですよ!
これは、我が家の中庭へのアプローチです。庭先にツリーテラスが見えます。
空き地に自然に生えてくる雑草さえ綺麗です。草の香りがする景色です。
そうそう、杉さん!貴方の土地ですよ。雑草もオシャレに咲いていますよ!