先週の土曜日から、東京の家で首都直下型地震に備えて、耐震強化のDIYをやっている。
八ヶ岳のMORISHの協力スタッフである友人の大工さんに強化するべきコツを聞いた。
彼はReformなども手がけているので頼もしい!
地震の揺れのパワーは凄まじい。
木造は頑丈にしても限界があるけど、逆にしなりの強度があるのだ。
鉄は大きな力がかかると雨のように曲がってしまう。そして曲がったままだ。
鉄筋は強固だが、それゆえに許容値を超えると粉砕してしまう。
僕は、
阪神大震災の惨状を仕事の関係で観察してきた。
鉄筋のビルの2階部分あたりが崩れているのを多く見た。
でもその横で、木造住宅が崩壊せずに残っているのが多かった。
ビルが倒れたり潰れていた三宮が震度7だった。
倒壊の被害が少なかった淡路島の洲本市の震度が震度6だ。
僕は洲本市で復興支援の施設造りに携わった。
洲本市街には我が家より古くてもろそうな民家も倒れずに残っていた。
首都圏直下型地震は阪神淡路大震災と同じ最大震度7と予測されている。
本日、大田区役所に行って、地震ハザードマップというのを貰ってきた。
我がエリアの予想震度は震度6弱ということなので、少しは明るい数値だ。
大工の友人が、木造はしなりがあるので、あんまりガチガチに固めてしまうとダメだということ。
揺れのパワーを逃がす事が重要らしい。大地震なので揺れるのは仕方が無い。
でも、その揺れを受け流す強度は必要なのだ。
壁を叩くと、柱が入っているところは音が響かない。
そして、荷重がかかっている柱はとても堅い音がする。
その柱を中心に補強する事が大事と言うことだ。
なので、12feetのTwo by Fourを30本使って、柱や窓を補強した。
明日は、構造壁を数カ所に作って、12帖あるリビングに梁を入れようと思う。