走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

FM放送の録音

2007年04月11日 22時14分09秒 | その他
★☆★ いつになく緊張しました

 松山市小中学校PTA連合会の西川事務局長のご紹介で、毎週土曜日の朝7時から放送されている「セーフティ・オブ・ライフ」という番組のゲスト出演を依頼され、勤務終了後、私と同連合会長の角田さん、そして西川さんとで行ってまいりました。

 地元のFM愛媛に出演するのは初めてで、道すがら内心自分でも緊張しているなとわかるくらい緊張していたと思います。

 しかし、その不安もパーソナリティをつとめておられる愛媛大学医学部附属病院医療福祉支援センターの櫃本(ひつもと)センター長と石井紀代さんにお会いし、事前打合せをしているうちに、解けてきました。
櫃本さんの巧みな話術は、まるで相手を魔法にかけるように、相手から言葉を引出す不思議な力を持っておられました。
おそらく、事前に氏素性を聞いていなけれプロのアナウンサーと勘違いしていたことでしょう。

 録音は、最初に角田会長から始まり、それに西川事務局長が絡むというものです。
そして次に、私に角田会長が絡んでいただくと言う、リレートークのような仕上がりになりました。
櫃本マジックにかかりながら、素人の私でもなんとか無事終わることができました。

 録音が終わるとせっかくなので安い飯屋で一杯(まだ職場に戻らなければならないこともあり、ウーロン茶で一杯ということになりましたが,,,)ということになり、ご一緒させていただきました。
櫃本さんは、元は愛媛県の医師ですから、公務員の私の立場も十分理解してくれてて、話の随所に気を使っていただいているなと感じました。
櫃本さんの話し方や内容は、興味を抱くことばかりで参考にできることばかりでした。
お会いして短い時間の中で、私の欠点も見抜かれていたようで、自分の経験に投影しアドバイスをしていただいていたような気がします。
私の幸運は、このような人たちに出会い、さまざまなことを学べることにあります。

 録音どりの最中に、私が発した「限界」という言葉にかなり拘(こだわ)られ、それを使った私を気に入っていただいたようです。
何回も話の中で「行政が『限界』という言葉をなかなか発しないものです。それをいとも簡単に、さらっと言われる。しかし、そこから新たな発見や進展があるのです。」と言われ、平素、気づかずにその言葉を発していたのですが、改めてかみ締めてみました。

 正直、私も自分の限界点みたいなものを見極めるのが怖かった時があります。
でも、そんなに大した能力があるわけでもありません。
以前にも書いたと思うのですが、「プライド」は中途半端なら、捨て去ったほうがはるかに楽ですし、捨て去った時から自分の中で「学びの芽」みたいなものが育つのです。

 本当にいい経験ができました。
 本当にいい出会いでした。
 この機会をいただいたすべての人に感謝します。
 
 ちなみに放送は、4月21日(土)午前7時~7時30分です。