☆☆☆ スウェーデンから来た青年
私の友人の一人に愛媛県松山市出身の女性と結婚し、3年前からこの松山に在住しているビョーン二神君がいます。
来た当初は、片言の日本語くらいしかしゃべれなかった彼が、今では会話がスムーズにできるくらいに上達しています。
私たちが平素使っている日本語は、恐らく言語の中では世界一難しい言語だと昔何かの本で読みました。
ですから、当初、彼は愛媛大学の聴講生として日本語や日本の文化を学びながら何とか日本人に近づこうと努力をしていました。
そして、フリーだった彼を認知症の緩和ケアである「タクティールケア」ビジネスに巻き込んだのも私なのです。
タクティールケアは当初、末期がん患者の緩和ケアとして開発され、スウェーデン王妃が自分の母親が認知症になったため、その緩和ケアとして開発されたマッサージなのです。
いわゆる進化するマッサージなのであります。
☆★☆ 努力が開花した日
でも、いくら人のために役立つといってもすぐにビジネスに結びつくかというとそうは簡単にいきません。
彼は、この一年、本当に細やかに介護施設を周り、その有効性を訴え続けました。彼の誠実さは、誰にでも伝わるもので、彼は一度も私に弱音を吐いたことがありません。
「大変でしょう、ビョーンさん?」
「いいえ竹村課長さん(彼はいつも私をこう呼ぶ)。私のやっていることは、必ず人のためになります。ですから、がんばれます。」
最近、社会起業家というものに興味を持ているのですが、彼のビジネススタイルはまさにその雰囲気があります。
その地に着いた営業手法は、まさに「誠実」という言葉がそのまま当てはまり、誰に対しても耳を傾ける姿勢は見習うべきところが多くあります。
そして、今日、150人の定員の会場がいっぱいになるくらい参加者が集まりました。
彼の地道な活動が、単に利益だけを追求するのではなく、地域の人たちの役にたちたいという志が花開いたのだと思いました。
☆☆★ 新たな取り組み
進化するタクティールケアを活用して、「いじめ予防」に取り組んでみようと思っています。
というのも、スウェーデンでは低年齢児を対象にペアでタクティールケアを行うといじめが減るという実証があるというのを本で読んだことがあるからです。
そのことをビョーン君に相談すると、彼はボランティアで母国の資料を集めてくれて、ぜひやろうということになりました。
いじめは起こってからの対策プログラムがたくさんでき始めたのですが、予防という観点からの取り組みはまだまだであります。
まったく関係のないタクティールケアが、子どもたちに人の温かさやいじめを少なくさせる効果があるのなら、私たちは積極的に取り組んでみようと思います。
そして、来月から実験的に久谷地区で立ち上げることとなりました。
これには、荏原公民館と坂本公民館の協力が必要で、先日、お願いに行ったのですが、快く受け入れていただきました。
人の役に立っていると実感できる仕事をもっと増やせたら、みんなががんばれると思っています。
私の友人の一人に愛媛県松山市出身の女性と結婚し、3年前からこの松山に在住しているビョーン二神君がいます。
来た当初は、片言の日本語くらいしかしゃべれなかった彼が、今では会話がスムーズにできるくらいに上達しています。
私たちが平素使っている日本語は、恐らく言語の中では世界一難しい言語だと昔何かの本で読みました。
ですから、当初、彼は愛媛大学の聴講生として日本語や日本の文化を学びながら何とか日本人に近づこうと努力をしていました。
そして、フリーだった彼を認知症の緩和ケアである「タクティールケア」ビジネスに巻き込んだのも私なのです。
タクティールケアは当初、末期がん患者の緩和ケアとして開発され、スウェーデン王妃が自分の母親が認知症になったため、その緩和ケアとして開発されたマッサージなのです。
いわゆる進化するマッサージなのであります。
☆★☆ 努力が開花した日
でも、いくら人のために役立つといってもすぐにビジネスに結びつくかというとそうは簡単にいきません。
彼は、この一年、本当に細やかに介護施設を周り、その有効性を訴え続けました。彼の誠実さは、誰にでも伝わるもので、彼は一度も私に弱音を吐いたことがありません。
「大変でしょう、ビョーンさん?」
「いいえ竹村課長さん(彼はいつも私をこう呼ぶ)。私のやっていることは、必ず人のためになります。ですから、がんばれます。」
最近、社会起業家というものに興味を持ているのですが、彼のビジネススタイルはまさにその雰囲気があります。
その地に着いた営業手法は、まさに「誠実」という言葉がそのまま当てはまり、誰に対しても耳を傾ける姿勢は見習うべきところが多くあります。
そして、今日、150人の定員の会場がいっぱいになるくらい参加者が集まりました。
彼の地道な活動が、単に利益だけを追求するのではなく、地域の人たちの役にたちたいという志が花開いたのだと思いました。
☆☆★ 新たな取り組み
進化するタクティールケアを活用して、「いじめ予防」に取り組んでみようと思っています。
というのも、スウェーデンでは低年齢児を対象にペアでタクティールケアを行うといじめが減るという実証があるというのを本で読んだことがあるからです。
そのことをビョーン君に相談すると、彼はボランティアで母国の資料を集めてくれて、ぜひやろうということになりました。
いじめは起こってからの対策プログラムがたくさんでき始めたのですが、予防という観点からの取り組みはまだまだであります。
まったく関係のないタクティールケアが、子どもたちに人の温かさやいじめを少なくさせる効果があるのなら、私たちは積極的に取り組んでみようと思います。
そして、来月から実験的に久谷地区で立ち上げることとなりました。
これには、荏原公民館と坂本公民館の協力が必要で、先日、お願いに行ったのですが、快く受け入れていただきました。
人の役に立っていると実感できる仕事をもっと増やせたら、みんなががんばれると思っています。