走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

光と陰

2007年09月30日 10時57分05秒 | その他
☆☆☆ モノのカタチと観察眼

 自然界の中でモノのカタチがわかるのがなぜか考えたことがありますか。
 たとえば、絵画とアニメの違いは黒いラインでカタチを縁取るかどうかではないかと思うのです。

 何が言いたいかというと、人とのコミュニケーションには「観察力」が必要だといわれますが、これは観察センサーみたいなものを常に感度のよいものにしておく必要があるということです。
 では、このセンサーを常に訓練し研ぎ澄まさせる私なりの方法をご紹介しましょう。

 それは、自然の風景を観ることです。できるだけ傍によって観ることです。
例えば、木々の葉っぱを見ます。
まず、同じ色なのに光が当たっている部分と当たっていない部分では緑の色が違うのです。
光が当たらない葉っぱの緑は、黒い(深い)色に近い緑です。
光の当たっている葉っぱの緑は、黄緑色に近い緑です。
そして、その中間にある葉っぱの緑も少しづつ違います。
また、元気に光合成している葉と、年月が経った葉っぱの緑の色も違います。

 何がいいたいかというと、自然界は光と影によって見るものすべてに色を提供しているということです。
では、私たち人はどうでしょう。
その人の性格や感性といったものは、その人が歩んできた光と影の部分すべてが影響しているということです。
ですから、表面的な部分だけを観て、その人と成りを決め付けては失敗します。

 ですから、私は、人とできるだけコミュニケーションを密にしようと思っています。そのことこそが、見えにくい部分を見えるようにしてくれ、何よりも自分の観察センサーの感度を高めてくれると思うからです。