走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

後悔とは...

2009年03月27日 23時03分50秒 | その他
 職場で一番在籍が長かった天崎君が今回の異動で他部署へ異動することになりました。
 彼はチームの中だけでなく、公民館全体のムードメーカーでした。
 何度も彼の楽しい話で、救われました。

 その彼がとうとう転出してしまいました。

 私が彼に一目置いたのは着任した年から週末を利用して二年間さまざまな公民館活動を見に回った時に、すべてについてきたところからです。
最初の何回かなら誰でもできると思うのですが、彼はただの一度も残業手当をつけないでついてきました。

 公民館の現場を知らない私にとって彼から得る情報は、本当にありがたいものでした。
私が曲がりなりにも地域学習振興課の課長を勤められているのは、彼のような部下たちにめぐり合え、支えられたからであります。
その反面、私が彼らにしてあげられたことは、あまりにも少ないと思っています。

 CMのメッセージではありませんが、
   「人は行動した後の後悔より、行動しなかった後の後悔の方が深い」
まったくそのとおりであります。

 今一番悔やむことは、彼らにもっともっとたくさんのことを教えることができたのではないかということです。

 今は彼らの未来が輝かしいものになって欲しいと祈るだけです。