走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

なくもんか

2009年11月21日 23時55分37秒 | 映画
 今日、家族で映画「なくもんか(http://www.toho.co.jp/lineup/nakumonka/story.html)」を観にいった。
 よくよく考えたら親子三人で揃って映画を観にいったのは初めてかもしれない。

 娘が東京から帰ってきて、遊び相手がいないためにイヤイヤ付き合ってくれたのか、それとも大人になり我慢できるようになったのか。

 私たち夫婦は正直何を観てもよかった。
 当然選択権は娘にある。
娘はクロカンと阿部サダヲさんが組んだ映画が好きである。
当然、映画は「なくもんか」になった。

 ストーリーは、次のとおりである。(東宝ウエップサイトより)

 幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、生き別れた兄弟がいた。
兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)。
不幸な生い立ちの二人だが、“なくもんか”とばかりに笑顔で毎日を生きている。
しかし二人はまだ、お互いの顔も名前も知らない ――

 兄・祐太(阿部サダヲ)は、東京下町・善人通り商店街の顔になっていた。
8才のときに父(伊原剛志)に捨てられた祐太は、善人通り商店街の「デリカの山ちゃん」初代店主夫婦(カンニング竹山&いしだあゆみ)に、実の息子のように優しく育てられた。
その恩返しとばかりに、祐太はバカみたいに働いた。
商店街すべてのお店の手伝いはもちろん、地元住民の買物の手伝い。
挙句の果てには、犬の散歩、草むしり、電球の交換などなど。
今では、働くバカとまで言われている、究極のお人好し。
その人柄と、40年間注ぎ足してきた秘伝のソースをかけたハムカツを名物に、「山ちゃん」を行列のできる超人気店へと成長させていた。

 弟・祐介(瑛太)は、「金城ブラザーズ」というお笑い芸人で超売れっ子になっていた。
幼い頃に母(鈴木砂羽)を亡くし親戚をたらい回しにされた祐介が、度重なる転校でもイジめられないために身につけた生きる術。
それは、笑いだった。
ピンの芸人としては全く泣かず飛ばずの祐介だったが、赤の他人である金城大介(塚本高史)と兄弟漫才師「金城ブラザーズ」としてデビュー後、周囲の予想を大きく裏切って大ブレイク!
さらに、相方の大介が「金城ブラザーズ」の貧乏な幼少時代をお涙頂戴モノとして書いた、全くのウソで塗り固められた自伝小説「コプ太と赤い車」が、世紀の大ベストセラーに。
大人気の「金城ブラザーズ」だが、本当の兄弟でないことは世間にひた隠しにしている。

 そんなある日。
10数年前に善人通り商店街を出て行ったきり全くの音信不通だった、「山ちゃん」初代店主夫婦の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰ってきた。
子供のときから実の兄妹のように仲良く暮らしていた祐太はもちろん、商店街の人たちはビックリ仰天。
しかも、毎日ハムカツを食べていたせいで、デブで不細工だった徹子が、まるで別人のような超美人になっていたのだ!
 突然の帰宅、謎の激痩せ、確実なプチ整形……数々の疑惑が残る徹子を、祐太は問い詰めることなく笑顔で温かく迎え入れた。
祐太は徹子をずっと待ち続けていたのだ。
初代店主の『デブじゃなきゃ、嫁にもらって欲しいんだけどな……』という遺言を胸に。
祐太は、しおらしく店を手伝う徹子に、どさくさに紛れてプロポーズ。
めでたく結婚!するのだが、婚姻届を出すため戸籍謄本を手に入れた祐太は、「金城ブラザーズ」の祐介が実の弟であることを知る……。

 以来、夫の祐太が祐介のことばかり考えていることに苛立つ徹子は、突然「山ちゃん」のエコ化を宣言する。
電気の節約、ラードの使用禁止、自然食お惣菜の販売などなど、次々と改革が推し進められ、「山ちゃん」は、どんどんエコな店になっていく。
が、それと反比例するように売り上げは落ち、祐太の表情もどんどん暗くなっていく……。
そんな中、祐太と徹子は沖縄へ初めての家族旅行をすることに。
ちょうどその頃、沖縄では環境大臣・桂谷壮一郎(陣内孝則)が責任者を務める、エコをテーマにした「沖縄エコサミット09」が開催されていた。
しかも特設ステージでは、「金城ブラザーズ」が漫才を披露することになっていたのだ!!

 生き別れた兄弟、祐太と祐介の偶然の出会い。
そこから巻き起こる予測不可能な出来事の数々。
笑いと涙がテンコ盛りの、誰も見たことのない“家族”の物語が今、幕を開ける!!

 どうです、おもしろそうでしょう?
 本当に笑え、泣けますよ。

 「人の不幸は笑える」という深い言葉を根底に「家族」のあり様や人としての大切なもの、地域社会の絆の大切さ、おそらく観る人の視点で学べるものがちがってくるという深い映画です。

 終わってから娘に「父さん、笑いすぎ❢❢」と叱られました。