走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ショッキングなニュース/島田紳助引退

2011年08月23日 23時02分24秒 | びっくり
 芸能人の島田紳助が暴力団と交際していたことを認め、先ほど引退記者会見を開いた。
おそらく明日のモーニングニュースは、この話で持ちきりであろう。

 彼の性格からすると、「何がいけんの?」と言った感じだろうか。
彼の生い立ちを彼自身隠していない。
不良で、ヤンキーで、暴走族だったという経験からすると、その頃の友人も場合によってはそういう世界に進んだ人もいるだろう。

 だからといって、彼がその頃の友人を差別したりすることはないであろう。
口には出さないが、ひょっとしたら無二の親友がそういう世界の人かもしれない。
しかし、人間関係はその人たちにしかわからない。

 それが、犯罪などに関係していたならば社会的に責められたとしても仕方がない。
だが、人として付き合っていたということを認めない世界なら、キッパリと自分から印籠を渡してしまえ的な発想になったのかもしれない。

 最近の彼の言動は、同世代としてよくわかる。
デビュー時と比べると涙もろくもなっていた。
その分、心をゆすぶる熱い言葉が出ていた。
訊いていて、ずいぶん感動もした。感心もした。

 それは、彼の魂のような言葉にも聞こえた。

 きっとたくさんの修羅場を潜り抜け、悲しい思いや悔しい思いもしてきたのだろう。
だから、そういう生きた言葉が出てくるようになったのであろう。

 彼のことだから、口にしたことを撤回することはありえまい。
 洒脱で、小気味のよい話術は、時に人の本音を抉り出すこともあれば、清涼感のようにスカッとするときもあった。

 もう訊けなくなると思うと、残念で仕方がない。

 誰かが、「偉くなるのは人任せ。だが引き際は自分でやらなければならない」と言っていたが、それをそのまま実践したような引退劇である。
本当に引き際は難しい。

 だが、彼は漫才をやめる決断を「ダウンタウンの松本人志」の出現によって決めたという。
そして、今回の引退も彼に一番に伝えたという。
 自分の後継者が要る。
 だから、引退しても悔いが残らない。

 引き際の悪い人は、自分の後継者を見つけられない人か...