今年に入っていくつかの決め事を自分に課した。
一つは、徹底して体力づくりに努めること。
珍しく毎日、朝起きると血圧を調べ、入浴後に体重と体脂肪率を記録するようにしている。
そして、軽めのストレッチと休日は散歩に出かけるようにしている。
知力は気力が必要。
気力は体力が必要。
だから、まず体力をつけることにした。
理屈ぽい自分らしい。
食事にも気を付けるようになった。
少しづつだが体重も落ちてきたし、血圧も下がってきた。
きっかけは、職員生活があと三年となったこと。
昔から決めていたことがある。
最後まで最善を尽くす。
先輩たちを見ていて、定年近くになると気力がなくなり抜け殻のようになる人たちを多く見た。
残された時間、できることは後輩をどう育てるかに尽きる。
自分のことはどうでもいい。
別に自分の経験談を偉そうに語るつもりもなどさらさらない。
振りかえれば実力少し、運が大方である。
運がほとんどだから、いい時も悪い時もあった。
でも、どんな時も楽しかった。
後輩の皆さんに、この楽しみ方というのを教えられたらなと思う。
一方で体力の減退は否めない事実である。
確かに集中力もなくなり、目も見えなくなってきた。
そのことは致し方ない事実として受け止め、気力だけでもと考えたが、体力が衰えると気力もなくなるなと痛切に感じ始めた。
そして、定年後の自分の生き方もそろそろ準備をしておかなければならないと思うようになった。
一番は自由になること。
このことを満喫したい。
でも、趣味に講じるつもりはない。
死ぬまで働きたいという思いが沸々といてきているのである。
「異常に元気なおじい」がいてもいいような気がしてきた。
そのためには、若い仲間たちと楽しみながら仕事ができる、そんなベースを残された時間内に築こうと思っている。
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