最近、休日の前にレンタルビデオ店で漫画(アニメ)も借りることがある。
最初はそのシステムがわからなかったので、自然にそのコーナーから足が遠のいていたが一度借りてみると、昔の「貸本屋」である。
きっかけは愛媛新聞に掲載されていた「銀の匙(シルバースプーン)」の評論を読んだからである。
読みはじめると、あっという間に5巻いっぺんに読んでしまった。
構成が面白い。
最新のマーケティング理論が盛り込まれている。
六次産業化の発想も、現代農業の現状もである。
ストーリーも面白い。
いつの時代も夢を持たない若者はたくさんいる。
そのことすらなんとも思わない若者がたくさんいる。
無機質な生き方に対して、こうあるべきだ的な展開でもない。
読み手がどう受け止めて、どう考えるか、その余地を残してくれているような気がする。
最近のアニメも捨てたもんじゃない。
ぜひ、一読を!!