走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

まちづくりとは...

2011年12月05日 22時27分34秒 | つぶやき
 最近、改めてまちづくりの楽しさを感じている。

 人が私に抱くイメージとは真逆で、スロースターターだと自分ではそう思っている。
 笑わないで頂きたい。
 正直、グズでのろまなのである。

 よく猪突猛進タイプだといわれるが決してそうではない。
 「損するよなあ」と思うこともしばしば...

 でも、「まあ、いっか!」と思う自分がいる。
 そうなると、相手が描くイメージの人物像に近づけようとする自分がいる。

 話を戻すと、まちづくりをしようとしたとき、私は徹底してそのまちを歩く。
 五感に、まちの匂いや音や風全てを覚えこませていく。
 そして、「自分はこのまちが好きだ」と思えるまで徹底してそのまちを歩く。
 ひたすら歩く。

 すると、いろいろなものが見えてくる。
 例えば一生懸命、花を作って家の前にプランターを置いているおばちゃん。
 「きれいにしとるね」と声をかけた瞬間から会話が始まる。
 「あんたあ、何もんぞね?」的な顔をされているから、
 「そこの支所長です」と自己紹介。

 次からは元気なあいさつが慣例化する。
 そんな家がたくさんあることに気づかされる。
 そして、プランターの花は四季折々に変わっていることに驚かされる。

 好きでもないまちを、仕事だからと割り切って一生懸命よくしようなんてことは、私には到底出来ない。
 それほど器用ではない。
 
 次に、そのまちの人たちを好きになる。
 好きになった瞬間から、相手の心も開く。

 「まずは一献!」という言葉が出ればしめたもの。
 
 まちづくりの醍醐味とは、「人もうけ」であり、人という財産が貯まっていくこと。
 


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