三木市の広報に「さんさんギャラリーオアシス」=(以後、オアシス)を閉鎖するという記事がありました。オアシスはOTTOのあるサンロード商店街の一角にあります。
●「商店街をシャッター街にならぬよう」
●「市民の芸術作品の創作活動の意欲醸成」
●「文化の振興とともに市民交流を図ること」
などの目的で三木市が商店街の一室を借りて創設されました。写真はオアシスの入口と正面玄関
今回の閉鎖発表は出展者や商店街の意見も聞かずに唐突になされました。オアシスには創設以来、年間8.000人あまりが訪れ、市民の交流の場となっています。
これに対して市民の方が閉鎖反対の声を上げられました。カフェOTTOもいち早くこれに賛同し、署名運動を始めました。続いてサンロード商店街もこの運動に取り組むことになりました。
三木市にはもう一つ、堀光美術館があります。この2館に年間19.000人、三木市民の1/4が訪れていることになります。廃止の理由とされている入場者数の現象はコロナ禍で「金物まつり」、「花火大会」も中止になり、市全域で人の動きが減少する中で来場者数も減少したものです。コロナ禍での減少を判断の基準とするのはどうにもおかしい。市内二つの美術館の入場者数は以下の通り。
「出展者の減少で申し込みに空きが続いている」というのも理由の一つですが、出店可能日数はほぼ埋まっていて希望団体が1年以上待たされることが常態化しているということです。
問題は三木市が事実に反する内容や都合の良いことを並べて閉鎖の理由にしていること。
署名用紙はカフェOTTOに置いてあります。書いて貰った署名用紙も受け取ります。