タイトルからいきなり汚い雰囲気がありありだが,今日は残尿感の残る仕事について考えてみた.
こんなことはないのかもしれないが,もし尿意をもよおした時に上官に許可を得なければいけないとしよう.
良い上官を考えてみた.
報告を受けたら,部下の状況を見定め,全体を見渡し然るべきタイミングで突撃(放尿?)命令を出す.
たとえ少しじらされたとしても,部下はその意味と責任を理解することができ,その部下の士気は上がるだろう.
少し意地悪な上官を考えてみた.
報告を受けたら,部下の状況を見定め,決壊寸前までじらしてから突撃命令を出す.
単なるパワハラか.
最悪な上官はどんな感じだろうか?
報告を受ける.
部下の状況を見定めようとするが実際はしていない.
全体を見渡してみるが見ているわけじゃない.
条件付きの突撃命令を出す.
「50ccのカップ1杯ごとに放尿をきっちり止めて報告しろ」
文字通り途中で小便を止められた部下は,戦いどころではないだろう.
しかし,最悪の上官に仕える部下も存在しうる.
最初から50ccも出ないのに,許可を求めるのなら,うまく付き合えるだろう.
尿を仕事に置き換えて考えてみよう.
今の日本に状況が見事に重なる.
今となっては古い映画だが,"RAMBO 2"でランボーが言ったことを思い出した.
"Do we get to win this time?"
心に重く残るセリフだと思う.どうだろうか?
出典とセリフが間違っていたらご指摘いただきたい.
日本のこの閉塞感は,ベトナム戦争に似ている.
軍産複合体と一部官僚が望んだ勝利という目的のないベトナム戦争.
誇りのない戦争が日本でも今まさに起こっていて,どうやら国を蝕む勢力は小さくなさそうだ.
現実の世界では,アメリカ国内での反戦運動の高まりが,出口のない戦争に終止符を打った.
ランボーは自軍の作戦本部のコンピュータを破壊し,司令官を圧倒した.
小便を止められた部下が,上官に小便をぶちまける時もいずれ来るだろう.
きっかけは何かの事故かもしれないし,誇りへの渇望かもしれない.
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