昨日。
イスタンブールで。
ベルキン・エルワン、
という
15歳の
男の子が、星になった。
去年6月。
全トルコ中に
自由を求める
デモクラシーを求める
「ゲズィ公園騒動」
という、
大嵐が
吹いてる最中に。
何も知らない
14歳の彼は。
家族のために
目と鼻の先にある
お店に
パンを買いに行った。
そして。
デモ隊と警官隊の
衝突に
巻き込まれたのだ。
(ヒューリエット紙より)
投石と放水と
怒号と殴り合いが
入り乱れる中で
警官隊の誰か、が
撃った
一発の催涙弾が
ベルキンの頭に
命中した。
ベルキンは
その
後頭部に
突き刺さった催涙弾を
震える手で
抜き取った。
大量の血が
みるみる、あふれ出す。
「お父さんには、言わないで。
悲しませたくないから…。」
それが
ベルキンの
最後の言葉に
なった。
その場に
崩れ落ちた、ベルキンは
すぐに
周囲の人の手で
病院に
担ぎ込まれたが
その日から
彼の
命をかけた戦いが
始まった…。
昨日。
269日目。
一度も
昏睡状態から
目が覚めない
ままに。
一度も
お母さんの名前を
呼べないままに。
彼は、静かに、
この世を去った。
45キロだった
体重は
16キロまで
落ちて
もう。
体力の限界だったのだ…。
(ヒューリエット紙より)
今日。
イスタンブールで
ベルキンの葬儀に
参加する為に
何千人もが
集い
全トルコで
ベルキンの死に抗議するために
何千人もが
街頭でデモ行進を行った。
(ヒューリエット紙より)
ベルキンの
棺の上は
人々の投げた
何百本もの
カーネーションで、
いっぱいに、なった。
(ヒューリエット紙より)
たくさんの
友達と一緒に
高校に
進学するはずだったのに。
まだまだ
たくさん
笑って泣いて
愛して愛されて
人生を
生きなければいけなかったのに。
こんな理不尽な死が
あっていいのだろうか。
催涙弾を撃った
警官は
いまだに
見つかってない。
当時
あまりにも、
状況が
混沌としていて
どの警官が
撃ったのか
特定できない、と
いうのだ。
では。
命令を出した
警察指導部が
果ては
こういう
悲劇がおこる可能性を
顧みずに
警察に命令を出した
政治家が
罪を問われる必要はないのか?
こんな
大きな犠牲をだしながら
警官隊が
守ろうとしたものは、
何だったのか。
もう。
何を言っても
無駄だけれど。
せめて。
安らかに、眠って欲しい。
同じ年の子供を持つ
母親として
本当に
胸が痛む。
ココロから
彼の冥福を祈ります…。
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イスタンブールで。
ベルキン・エルワン、
という
15歳の
男の子が、星になった。
去年6月。
全トルコ中に
自由を求める
デモクラシーを求める
「ゲズィ公園騒動」
という、
大嵐が
吹いてる最中に。
何も知らない
14歳の彼は。
家族のために
目と鼻の先にある
お店に
パンを買いに行った。
そして。
デモ隊と警官隊の
衝突に
巻き込まれたのだ。
(ヒューリエット紙より)
投石と放水と
怒号と殴り合いが
入り乱れる中で
警官隊の誰か、が
撃った
一発の催涙弾が
ベルキンの頭に
命中した。
ベルキンは
その
後頭部に
突き刺さった催涙弾を
震える手で
抜き取った。
大量の血が
みるみる、あふれ出す。
「お父さんには、言わないで。
悲しませたくないから…。」
それが
ベルキンの
最後の言葉に
なった。
その場に
崩れ落ちた、ベルキンは
すぐに
周囲の人の手で
病院に
担ぎ込まれたが
その日から
彼の
命をかけた戦いが
始まった…。
昨日。
269日目。
一度も
昏睡状態から
目が覚めない
ままに。
一度も
お母さんの名前を
呼べないままに。
彼は、静かに、
この世を去った。
45キロだった
体重は
16キロまで
落ちて
もう。
体力の限界だったのだ…。
(ヒューリエット紙より)
今日。
イスタンブールで
ベルキンの葬儀に
参加する為に
何千人もが
集い
全トルコで
ベルキンの死に抗議するために
何千人もが
街頭でデモ行進を行った。
(ヒューリエット紙より)
ベルキンの
棺の上は
人々の投げた
何百本もの
カーネーションで、
いっぱいに、なった。
(ヒューリエット紙より)
たくさんの
友達と一緒に
高校に
進学するはずだったのに。
まだまだ
たくさん
笑って泣いて
愛して愛されて
人生を
生きなければいけなかったのに。
こんな理不尽な死が
あっていいのだろうか。
催涙弾を撃った
警官は
いまだに
見つかってない。
当時
あまりにも、
状況が
混沌としていて
どの警官が
撃ったのか
特定できない、と
いうのだ。
では。
命令を出した
警察指導部が
果ては
こういう
悲劇がおこる可能性を
顧みずに
警察に命令を出した
政治家が
罪を問われる必要はないのか?
こんな
大きな犠牲をだしながら
警官隊が
守ろうとしたものは、
何だったのか。
もう。
何を言っても
無駄だけれど。
せめて。
安らかに、眠って欲しい。
同じ年の子供を持つ
母親として
本当に
胸が痛む。
ココロから
彼の冥福を祈ります…。
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