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ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

ギョべクリテペ遺跡。

2018年03月25日 09時57分40秒 | トルコ文化
昨日。
ブログを書こうと

夜、PCの前に
座りやしたw

シャンリウルファ県にある
「ギョべクリ・テペ」という

約11500年前、
新石器時代の、遺跡が

整備工事などを終えて
近々

再オープンする、って
話しを

書こうと
思ってたんだけどねw

てか。
わしも行った事ない。

非常に、興味深い
遺跡なんですが。

まあ。
人類の進化の過程を

解き明かす上で
重要な遺跡。

日本では
縄文時代、創世記に当たる時代の
遺跡だよね。

で。
それ関係の

ビデオなんかを
見てたところに。

ひょっこり、
次男が来て

何してんの~?と、
隣に、座った。

イスラム教では。
人間は

神様が、泥から
作り出して

この世に
アダムとイブを

送り込んだ、ってことに
なってるから。

この。
人類の進化に関する
話しは

何と言うか。
一種のタブー。

非常に、矛盾を生むので
いつも、賛否両論で

結果がでない問題の
ひとつになっている。

学校でさえ。
生物の先生は

人類進化は
海の微生物から、

始まった
と教えるのに。

宗教の先生は
人間は、神様が泥から

作りだした、
という。

子供たちは
この矛盾した教育を
受けて育つわけで(爆)

ま、どっちを
信じるかは。

その家庭の教育に
かかるともいえるかな。

ギョべクリテペの
ビデオは

次男さんの興味を
引いたらしく。

でも、学校では
こう言ってたよ!と

ここで、
議論開始(爆)

お陰で。
ブログを書く時間が
なくなったという…。

果ては。
現人類以前に

絶滅した、といわれる
超古代文明まで

話しが
いきましてねw

インドの
モヘンジョダロが、どうしたとか。

もう。
大興奮よ。

この。
最終戦争に関する謎は

ヒッタイトの遺跡、
ボアズカレでも

確認できるとか
できないとか。

もうね~。
夜中の1時に、何やっとるんじゃ、っていうね。(爆)

てなわけで。
昨日は、そのまま

疲れて
寝落ちしやした(爆)

で、本日。
本題の、ギョべクリ・テペ。


現在、人類最古の
神殿跡遺跡、として

ユネスコにも
登録申請されている遺跡。

どう、大事か、と
簡単に申しますと。

今まで。
人類の発展としては。

農耕が始まって。
穀物の貯蔵が始まり。

獲物の後を
1日中

追っかけまわす必要が
なくなったから。

人類に、
ゆとり、ができて。

考える、という行為を
するようになり

そこで、集落ができ、宗教ができ
階級性ができていった、と。

まあ。
それが通説だった
わけだけど。

この、遺跡が
作られた年代は、約1万2千年前。

つまり。
まだ、農耕などが

始まるよりも
はるか以前。

この当時の人類は
獲物の後を追っかけて

狩猟・採集生活を
していただろう、と

推測されていた
時代なのに。

原始宗教、というものの
神殿、が作られた、と。

つまり。
いままでの定説の

農耕→宗教、という順番が
ひっくり返ってしまう

世の中の定説を
ひっくり返してしまう

可能性を持った
遺跡だ、というところが。

この遺跡の
すごいトコ、なわけですよ~。


人間は、
農耕を始める前から

一種の集落生活をし
宗教のようなものを
持っていた。

で、宗教儀式などを
行うために

大勢の人間が
神殿に集まる機会が増える。

そうすると、
大量の食料が、必要になる。

なので、
狩猟に頼っていては、
食料調達が、できない。

ならば、自ら
食料を供給しようじゃないか、

ということで。
農耕や牧畜が
始まった、と。

そういう仮説が
立てられたわけで。

これが、証明される遺跡が
ギョべクリ・テペなんですな。

更に。
まだ、発掘されていない

これと似た
神殿遺跡、と思われるものが

周囲には、まだ
10箇所以上、あるし。

そのうちの一部は。
現在、発掘されているもの、よりも

更に、古い可能性が
あるってんだから、オドロキだ。

まだ、文字が発明される
以前の遺跡なので


石柱には
動物やシンボルの

浮き彫りが
施されている、んだけども。

そのうちの、一部は。
象形文字の元祖、とも

考えられるような
物があるそうで。

いや~。
ロマンですな~。

洞穴で
狩猟生活をしていた
人類が

どうして、急に
飛躍的に進化できたのか。

その辺の謎を
解き明かす鍵が

詰まった遺跡、ってな
わけだよね。

で。
遺跡保護のために

屋根つけたり
見学者のための

歩道を作ったりする
作業が

今年、やっと
終わるらしく。

2018年の4月から。
再び、一般公開される、予定なんっす。

場所は、シャンル・ウルファ県。
シャンル・ウルファ市から
約15キロ。

トルコに行ったら
絶対に、

押さえておきたい
ポイントだと、思うだす~。

こちらは
ギョべクリ・テペの
解説ビデオ。

ちょいと、長いけど。
歴史に興味のある方は

とっても
おもしろい、と思うのだw



わしも、できれば
行ってみたい!

と思っている
ギョべクリテペ。

ネブシェヒールの
地下都市、といい

ギョべクリテペ
といい

今年は、見所が
たくさん、ある年!ですなあ~。

いやあ~。
嬉しい、嬉しいww





本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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