心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

ANAの口ぐせ

2014-07-13 21:58:39 | 本のネタ
 どこか元気な会社として、ANAが気になっていたところ、”どんな問題も「チーム」で解決するANAの口ぐせ”という本を見つけ、読破しました。


 株式会社武蔵野と同様、感謝の言葉を手紙・カードとして伝える仕組みがあることを知りました。

 ただ、3万人の社員・グループ会社社員に浸透するには、5年の月日が必要だったとのこと。

 それと、人為的なミスは撲滅できないことを、会社として理解し、ミスをコントロールする仕組みを導入していることに興味がわきました。


 ルールを決めれば、全社員が瞬時に理解し、理解できていない人を金属バットで叩き上げる風土が存在する一方で、ルールが浸透するまで、5年の月日が必要であることを理解する会社が存在することの本質は何なのか?!

 わたしは、真の強さを持っているか否かの違いに帰着すると考えています。

 自分の弱さを容認できる強さを持てない経営者は、他人の弱さを容認できません。

 その弱さを見つけた瞬間、弱さを露呈した人を吊るし上げる。。。

 このサイクルの出口が、どうなるのか自明であり、理屈上はわかっているのに、自分には関係ないことだと捉えてしまう。



 ここまで、書き上げて、上記が自分に当てはまることに気づきました。

 会社レベルのことではありませんが、自分自身が、目標にしていることから目を背けている、弱さを容認できていないのです。

 その影響で、他人の弱さに対して、容認するどころか、糾弾している空気さえ醸し出していることを思い出しました。


 人間、気づいてしまえば、何らかの対処ができます。

 さぁ、どんな対処をしていこうかしら?!



 あなたは、自分の弱さと他人の弱さを容認できていますか?



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。