源太郎のブログ

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「船窪岳~烏帽子岳」

2012年09月04日 | 山行記
午後4時3分、烏帽子小屋にほうほうの態で入る。受付で、お兄さんに、私がその日歩いたルートの事故の事例を訪ねたら、「毎年1人位は死んでますね。先月も1人死んだから、今年はもう大丈夫でしょう」と淡々としていた。ブラック・ユーモアのつもりなのだろうか?帰って来てからこのルートの事をネットで調べたら「北アルプス随一のど根性コース」とか「北アルプスを歩き尽した人が最後に来る所」等の記述があった。事前に読んでいたら「遠慮」していたかも知れない。コースの特徴から言えば、ほぼ全てが「崩壊地」と言っても良い様相だ。数か所で既存の山道が失われ、迂回路が作られていた。まだ歩ける、既存の道の中にも、時間の問題で使用不能になるような場所が散見された。ルートの維持管理にこれ程、手間暇掛る所も希だろう。もしかしたら、将来、通行不能になる事態も予想される。「ど根性」のある方、「北アルプスを歩き尽した方」にはお勧め(笑)だが、そうでない方にはお勧めできない。このコース、コースタイムは烏帽子岳の往復を含めて7時間15分。私は5時半に船窪小屋を出て10時間33分掛った。標準的な時間で言えば、やや遅い、と言った所だろうか。後半はややバテて、休みが多くなり時間が余計に掛った。尤も、私の場合は常に「取材」を兼ねているので、ハシゴの途中で写真を撮ったり、要所でメモを取るので、時間は、少し余計に掛るかも知れない。今回は、普段あまり公開しない「行動記録」を載せたので興味のある方は御覧頂きたい。

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