シーレと東京論と足利義満 2008-02-09 | review 最近読んだ本をまとめてメモしておきます。坂崎乙郎の「エゴン・シーレ」(平凡社ライブラリー)。この読み始めの頃に「西風の警告」という散文詩を書きました。シーレの生まれたトゥルンに行った時のあいまいな記憶が元になっています。この本は客観的な画家の評伝ではなく、思い入れと飛躍が多いものですが、そうした形でしか書けない側面がシーレにはあるのは事実だろうと思います。彼と直接関係はないんですが、物理学者であ . . . 本文を読む