夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

角館の球場

2012-08-28 | diary
秋田に着けり。角館への電車の接続よろしからず2時間の空白できぬ。 駅に隣接せしネットカフェにてけいおん!を読む。 10:24の新庄行きにて大曲に向かえり。 2両編成ワンマンカーが列車はロングシートにしてほぼ満席なり。 よく晴れし空の下ぽこぽことせる山の合間を進めり。 日本は山と海と少々の平野よりなる国ならん。 ピットフィールドがピアノコンチェルトの聴こゆるに子どものいたずら弾きの如くして耳新 . . . 本文を読む

イマージュの象潟

2012-08-25 | diary
19:10になりて一部区間再開せしも未だ不通区間ありとのアナウンスあり。 この電車には既に3時間半乗れり。 先程よりワンセグにてNHKニュースをば見んとすれどわずかな時間にて途絶す。 新潟、山形、秋田いずれよりも遠き地なればなり。 19:49車掌より運転再開の見込みなきが故にタクシーにて代行運送を行うとの知らせあり。 こは想像だにせざるところにしておもしろし。 果たして何時にいずくまで吾らを . . . 本文を読む

新発田城本丸跡

2012-08-22 | diary
12:12新発田行一両なるワンマンカーに乗車す。30分もせずして着くなり。 例の如くそれなりに混み、車窓が風景も変わらず。 川を渡りて田圃の中を進めど鉄橋続けるを怪しむに漸く土手ありて阿賀野川との掲示あり。 広き河川敷なりやと驚きぬ。 瞳の円らなる女子高生の前の席に座りたるや再び驟雨となれり。  窓流るしらぬ如くに朝顔の茎 新発田にて城跡を目指さんとするも雨止まず、なかなかに遠し。 されど綺麗に . . . 本文を読む

新潟のマスネー

2012-08-19 | diary
10:18長岡に着けり。 駅前に出て写真を撮りぬ。 長岡の偉人を挙げるも浅学菲才にして半分も知らず。 10:38発新潟経由吉田行きに乗車す。 当初は新潟にて昼食を摂らんとすれど、やや変更し、新津にて40分待ちなれば食し、而して再び待ち時間を利用して新発田をば訪れ、村上と向かわんこととす。 路線図上はかくの如きが素直なれども村上着は同じなり。 しかれども長岡、新潟などの都市よりも新津、新 . . . 本文を読む

小さき発電所

2012-08-18 | diary
岡部6:31、神保原・新町間に空川ありて、白鷺の群れ集うを見しほどに群馬に入るや。 6:50倉賀野とは暗き野と解さるれば不吉なる連想起きぬ。 吾人の怪奇を好むに非ず、地霊の働きによればなり。 6:55高崎に着き、ホームにて喫煙せしが、15分の待ち合わせあると気づきて、駅の外に出ず。 建物にぎやかにして人少なし。 見慣れし地方都市をばカメラに収め、7:10発水上行きに乗れば同様に混めるなり . . . 本文を読む

出東京物語

2012-08-16 | diary
夜中1時過ぎに目覚めり。 食器など片づけせし間に、ここのところの千枚以上なるCDのリッピング作業も酔夢の前より引き続き行うほどに二度寝するよりはこのまま出発をばせんとや思い立つ。 仕度などもしながらあれこれシャワーも浴びたればたちまちに4時過ぎとなり、朝食も急ぎ摂りて4時35分、オリンピックが閉会式の始まる頃に例の如く慌ただしく部屋を出ぬ。 辺り青暗き中、セブン・イレブンに立ち寄りて現金をば下ろ . . . 本文を読む

富士を周回す

2012-08-05 | diary
頃合を測りて駅に向かいぬ。 酷暑に耐えかね、昔ながらなるよろず屋にてアイスキャンディを求めり。 種類の少なきに却りて迷いぬ。 帽子と口中の涼によりて漸くホームに立てり。 看板を見遣るに花火大会甚だ多し。 伊東近辺にては連日夜空が染まりて低き音を轟かせん。 熱海までうとうと午睡に落ちぬ。 沼津まで更に西行し、御殿場線にて富士の裏へと向かわんとす。 熱海を出るや直ちにトンネルなり。 箱根の山は天下の . . . 本文を読む