夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

被災地再訪1:いわき、常磐道、松島

2014-12-31 | diary
26日まで3.11直後の記事を連投したのは、27日から3年半ぶりに再び被災地を訪れる企みがあったからだ。4時に起きて始発で家を出る。 まだ暗いうちに日暮里で常磐線に乗り換える。 いわきに着く。見知った店がそのままなのはうれしい。 前も入ったミスドで早めのお昼を済ませ、11時にレンタカーを借りる。早速高速で仙台に向かう。 いわきと小野町の間の差塩SAで休憩。ひさしぶりの運 . . . 本文を読む

ねこバカ2014

2014-12-30 | diary
ねこは哲学的だと言われる。人に媚びない、鋭い目をして虚空を見つめる、無為に過ごすことを恐れない、そういうところからだろうか。うちのねこは自分勝手だ。世の中には飼い主がさびしそうにしていたり、悲しそうにしていたりすると慰めに来てくれるねこもいるそうだが、一度としてそうしたことがない。にゃあにゃあ鳴いて甘えてくるのは腹がへったとか、ドアを開けてほしいとか用がある時だけだ。風呂上がりには決まって足を舐め . . . 本文を読む

ねこバカ2013

2014-12-27 | diary
2歳になるともう大した変化はないので、写真も少なくなる。ねこには入学式も卒業式も成人式もない。うちの子は引き取った時から不妊手術をしてあるから結婚式もない。 それどころか獣医に連れて行く時以外は外にも出ない。ぼくが窓を開けるとスピーカーの上に乗って並んで外を見る。からすが飛んだり、クルマが走ったりするのを目で追っている。 ぼくが席を外していると「何か?」って顔をして居座っている。 . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行7:平泉、仙台、郡山

2014-12-26 | diary
一ノ関で平泉に行くのを待つ。この駅は何度も利用させてもらったので、ぶらぶらしてみる。 芭蕉が元禄2年(1689年)5月12日に一ノ関に泊まった。合羽も通るような雨で、翌日天気が回復した巳の刻に平泉に行き、また一ノ関に泊まってから南に向かったと書いてある。たぶん松島とともに平泉が念願の地で、それより先には行きたいところはなかったのだろう。 やはりここも閑散としている。ラーメンが食べた . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行6:北上、気仙沼

2014-12-25 | diary
盛岡で東北本線に乗り換えて北上に行く。ネットカフェがあるみたいだからというのと平泉や気仙沼に行きやすいから。 満席で立ってる人もけっこういる。たぶんすぐに空いていくだろうと思ったは大間違いで、花巻までで空いてきたのがまた乗って来て、ほぼ満席。 ローカル線は本数が少ないのに混むことが多い。将来、東京の人口が減れば混雑が緩和されると言っている人がいるが、本数が減るだけだ。地方のことも経営というものも知 . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行5:盛岡、宮古

2014-12-24 | diary
花巻から盛岡までは40分で着く。そのまま宮古に行きたいところだが、本数が少なく日帰りはむずかしい。宮古行き始発は11時04分というすごいダイヤだ。出発前からあれこれ考えたけれど、名案は浮かばなかった。 盛岡駅周辺に24時間営業のネットカフェはないから、、またホテルに泊まるしかない。丸1日近く時間が空いてしまった。 後から考えれば名所めぐりでもすればよかったのだが、疲れも溜まってきてそういう気に . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行4:花巻

2014-12-23 | diary
釜石を出ると周りは嘘のようにふだんの風景になる。嘘であれば、夢であればと人が言うのは現実と現実感がずれてしまうからだろうか。 花巻に近づくと雨が降り出した。 駅の案内所で安いビジネスホテルをと言って頼んだけど、値段は仙台と変わらない。 宮沢賢治の生まれた街らしいモチーフが歩道のガードレールにある。 見ていくのが楽しい。ここに泊まることにしたのも、イギリス海岸を始めとして花巻のあちら . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行3:釜石

2014-12-22 | diary
仙台駅で6時前の一ノ関行きを始発を待つ。二日酔いでちょっと頭が痛い。平泉まで行くつもりだったが、その後はお天気や気分次第といったところだった。小雨がパラついてた。 仙台はおしゃれな子が多くて、同じホームにリズリサっぽいスカートの子とマーズのピンクの豹柄のセットを着た子がいた。 松島のちょっと手前で線路に津波をかぶった跡を見つけた。一ノ関近くで気が変わって、今日は釜石に行くことにした。この旅程も検索 . . . 本文を読む

ねこバカ2012

2014-12-20 | diary
ねこは1歳くらいでオトナになる。だから、3月生まれのうちのねこも年が明ければかなりオトナっぽくなる。 甘えてくることも少なくなってつまらない。これまた哺乳類共通なんだろう。人間の子どもはいつまでも甘えて、いつまでも子どもだ。ひょっとすると文明の発展や寿命の伸長でよけい幼いまま年を重ねているのかもしれないと思う。少子高齢化社会という言葉も飽きたから、幼化社会という切り口でいずれ書いてみようと思 . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行2:磐越東線、松島、仙台

2014-12-18 | diary
ネカフェでは安眠もできず6時前には起き出して、タクシーでいわき駅に向かう。磐越東線で郡山に行くと言うと、「3両編成のディーゼル車だけど、景色はいいですよ」と運転手が言う。「福島は世界的に有名になってしまいました、広島、長崎みたいに」とため息混じりに言っていた。 短いトンネルをいくつも抜けるとゆったりとした山の麓に時折小さな水力発電所が見える。 昨日見た小野町の手前、夏井駅には遠く視界の端から . . . 本文を読む

mixi、Twitter、facebook、そしてgooブログ

2014-12-17 | news
mixiの衰退が言われて久しい。ぼくがmixiをやっていたのは5年も前のことだけど、それでリアルで会った人もいたから、(変な意味じゃなく)出会いの場としては機能していたんだろう。そうしたことを含めてこの「さあ、mixiの話をしよう!~ここいらで、mixiが衰退した理由をおさらいしておこう~」という記事をなつかしい気持ちで読んだ。問題提起としてはよくまとまっていると思う。 ・mixiはたくさん機能 . . . 本文を読む

1票の格差は正当化されるのか?

2014-12-16 | news
ツイッターでフォローしてるニュースサイトからたまたま流れてきた人のツイートを批判したら反論があった。 要は礒崎陽輔という人はどうやら最高裁判決をちゃんと読んでないようだ。外出してて、判決を持ち出すのは手間だから論理だけで押してみたら、上のような次第で沈黙してしまった。それにしても読者には読みにくいし、ぼくもスクショして貼るのがめんどうでいいことはない。 礒崎氏は自身のプロフによると「参 . . . 本文を読む

3.11直後の被災地旅行:いわき、Jヴィレッジ

2014-12-15 | diary
2011年のゴールデン・ウィークにふと思い立って各地の被災地に行った。 ネットで各地の様子やJRの運行状況を調べたり、ガイドブックを買ってそれなりの準備をした。 東北全体の列車の旅のガイドブックを見ると観光地や食事をする所の紹介がメインで、福島県内は会津や磐梯山辺りに集中していて、浜通りは全く載っていない。石巻や気仙沼のページを開くのも無残な気がする。 あれこれ考えてざっとしたルートを考えた . . . 本文を読む

文系人間、理系人間

2014-12-13 | monologue
文系人間、理系人間とかよく言うけれど、ぼくはそういうのを全然信用していない。日本の受験システムでは数学の出来次第で文系か理系かが決まるようなところがあるし、数学のテスト自体が学問としての数学の適性とか、数学的思考ができるかとはあんまり関係がないからだ。もちろんそれは国語とかもそうだろう。 経済学部が文系で、医学部が理系というのも変な話だ。どっちが数学が必要なのか考えてみればわかるだろう。応用数学 . . . 本文を読む

ねこバカ2011

2014-12-12 | diary
2011年の6月からねこを飼っている。一人暮らしの無聊を慰めるためといったところだが、その前の東日本大震災がなんかしら影響を与えているような気がする。 思い立つとのめり込む性分なんで、ネットでいろいろねこの性質や飼う上での注意点を調べた。殺処分されるねこを仲介するNPOを見つけ、サイトでそこにいるねこの画像を見るだけで、なんだかよだれが出そうになった。 トイレやエサ入れなど迎え入れる準備を整 . . . 本文を読む