夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ヒンデミットの「レクイエム」をめぐる対話・上

2008-10-24 | music
10/20にサントリーホールで行われた読売日響の定期演奏会に我々は行った。プログラムは下野竜也指揮でヒンデミットのシンフォニア・セレーナと「前庭に最後のライラックが咲いたとき~愛する人々へのレクイエム」であった。 「さて、どうだった?」 「全然ダメ。最初は指揮者の知性のなさに腹が立ったけど、『最後のライラック』を聴いてるうちに作曲家の無神経ぶりに苛立ってきちゃった」 「手厳しいね」 「だってそうじ . . . 本文を読む

映画評の書き方

2008-10-07 | art
1か月以上、映画について書いていないけれど、それは面倒だからで実際にはかなり見ている。いちいち書いていると見るのさえ面倒になってしまうからやめていただけで、とはいえ溜まってくると気になるのも因果な性分だ。 今、連載している「明月記」関係の記事は書き下しとはいえ漢文を前に頭をひねらないといけないし、あちこちの文献も見なくてはならないので手間も掛かる。ブログの間隔が空くのもあまりよくないと思っ . . . 本文を読む