お友だちのぽけっとさんがサイトを更新して、いくつかの曲をアップしました。その中に「ピンポン・ジャンプ」があって私の詩も載せていただいています。とてもセンスのいいレイアウトなんでぜひ見ていただきたいと思います。
サイトに載せるのに先立って曲を聴かせていただいて詩を作ったんですが、改めて曲を聴きながら詩を読むと「違うなあ」って思いました。この曲はそれこそピンポンがあちこち跳ね回るようなリズムがポ . . . 本文を読む
「ピアノの森」を12巻まで読みました。例によってマンガ喫茶で一気に。なかなかおもしろいなって思いました。「のだめ」と比較するのはあまりいいことじゃないような気がしますが、音楽的には「のだめ」の方がよく勉強もし、取材もしているだろうと思います。例えば主人公の一ノ瀬海やその先生の阿字野壮介がどんなふうなピアノを弾いているのかほとんどわかりません。「誰も聴いたことがない感動的な演奏」と言うしかないでし . . . 本文を読む
23日にaikoのニューアルバム「彼女」がリリースされました。いやぁ、待ちました。去年の3月以来ですから。もちろん23日に買って聴いてるんですが、やっぱりいいなって思いました。2回ほどポータブル・プレイヤーで聴いた印象としては、前作の「夢の中のまっすぐな道」以前のaikoのイメージに近いように思いました。
aikoのファンならわかると思うんですが、って言うかファンでなければどーでもいいような . . . 本文を読む
ツインテール
あなたはあたしのことを
かわいいって言ってくれる
かわいくないよって
怒ったようにあたしは言う
あなたの視線の向かう方を
ずっと気にしてる
暑いねってあなたが言う
夏だからねってあたしが答える
あなたがあたしの髪を引っ張る
腕の中に抱かれていく
恋ってよくわかんないね
一日中一緒にいても
帰りの電車の中でさみしくて
メールを打つのを途中で止めて
そっとため息を吐く
髪 . . . 本文を読む
今日は二日酔いです。昨日、飲み会でガブガブ飲みすぎました。久しぶりにへろへろになりました。
ブログもお休みにしたいところですが、実生活の失敗をネタにしようというかつての大阪芸人のようなことを考えました。
ただ飲み会の再現ドラマのようなことをしても芸がないので、俳句を詠みながら語っていくことにしました。とても風流だろうと思います。
生レモン 客を使うや 安くしろ
生レモンサワーとか生グレープ . . . 本文を読む
3度の飯より、食べるのが好き。物語を書くときのいちばんの楽しみがいろんな食べ物を登場させることっていう私にとって、このバトンはうってつけでしょう。
では、食べ物バトンいきまするw。
Q.1 お名前と一番好きな食べ物をどうぞ!
夢のもつれ(食えないです)
アイスクリームですね。いちばんって言うと。
Q.2 好きな野菜は?
大根かな?。。。おでんとかふろふき . . . 本文を読む
森村泰昌って人がゴッホとかに変装?して名作を再現したり、マリリン・モンローになって安田講堂でパフォーマンスをしたりしているのはなんとなく知っていて、どこかでひっかかりを感じていたんで、図書館で「芸術家Mのできるまで」という半自叙伝を見つけて読んでみました。
彼の作品は悪ふざけのようにも、変な趣味のようにも見えますが、想像したとおりいたってマジメなものでした。出世作(と言うんでしょうね)に . . . 本文を読む
夜顔
夜に咲く花は強く匂う
汗ばんだ浴衣が裾にまとわりつく
色は白く月明かりに映える
男たちが振り返り息を潜める
蔓を長く伸ばし絡みつく
鼻緒がきつく素足に食い込む
飛ぶ虫、這う虫が集まる
あたしの腕はいつも冷たい
短い夜を味わい尽くすように
指が探り当てるどこよりも
物静かに出入りする
誰でもない誰かを抱く
湿り気をたっぷりと含んだ
そうは見えないでしょうね
都会 . . . 本文を読む
明日から月曜日まで夏休みです。東京を離れてPCのないところに行く予定なんで、月曜か火曜までブログもお休みにします。みなさんもお休みにする人が多いでしょう。休みなんか取れないって言う人も中にはいるでしょうが、交通機関や観光業の人はかえって忙しいくらいですから、そういう人のことを思ってあきらめましょう。
さて、夏休みをのうのうと取ろうとしている私ですが、何をやりたいというほどでもありません。日 . . . 本文を読む
私は擬音語・擬態語が好きです。リンゴを食べるときの音をシャリシャリと表わすのが擬音語、雲が浮いている様子をふわふわと表現するのが擬態語で、両方合わせてオノマトペっていうこともありますが、これはどうもフランス語のようです。日本語はオノマトペが多いと言われますけど、それは特に擬態語についてそうじゃないかと思います。ワンワンはバウバウとなっても、さくさくとかうるうるとかにそのまま対応する英語はちょっ . . . 本文を読む
「とはずがたり」を題材にした映画があるというので、見よう見ようと思いながら原文の方の連載が終わってしまいました。今になってやっとDVDを見つけてレンタルしました。私は原作と映画を比較していいとか悪いとか言うのは間違っているという立場で、「原作の雰囲気を損なっている」というよくある批判は安直なだけじゃないかって思います。それで、最初は原作と切り離して映画としてどうかってことを書いてみます。
. . . 本文を読む
ピンポン・ジャンプ
ピンポン玉が逃げ出した
君がお昼寝してる間に
みんなで40と2個
広い野原に散らばった
あっちでぶつかり
こっちでころがり
いや、もうそれは大騒ぎ
サッカーにラグビー
お手玉にスイカ割り
お陽さまの横で跳び回る
目玉焼きにドーナッツ
ミンチボールにサラダボウル
頭からしっぽまで
おなかいっぱい、食べつくす
いたずら放題、虹色ピンポン
夢の中まで跳ね回る
ピカッと開 . . . 本文を読む
昨日のボクシングの試合は、最初から最後まで意外性のあるおもしろいものでした。始まるまで1時間半近く待った人たちも満足だったでしょう。ありがたいことです。
って、思ってる人はあまりいないんですかねw。新聞やネットを見ても言い方の強弱はあっても「あれはおかしい」って声が多いみたいです。ボクシングに詳しい人もそれほどじゃない人も、男はね。でも、彼の人気を支えてるのは若い女性なんで、ブログとかでそ . . . 本文を読む
ピンポンぴあの
ピンポン玉がころがった
ピンポン、ポンピン
ぴあのの上でころがった
やわらか、ふわふわピンポン玉
白いおなかで跳ねまわる
人を食べちゃう、ぱくぱくぴあの
赤い舌で捕まえる
ピンポン玉に気を取られ
うかうか、音符がこぼれ落ち
ころころ、指がころんだら
ぴあのがにんまりほくそ笑む
. . . 本文を読む
先日、衛星放送でやっていた“グレン・グールド、ロシアへの旅行”というカナダ制作の番組を見ました。「ゴルドベルク変奏曲」でレコード・デビューした24歳のグールドが1957年にソ連へ演奏旅行した時のエピソードをアシュケナージやロストロポーヴィッチを始めとした音楽家へのインタヴューと当時の映像・録音を交えて構成したものです。56年のフルシチョフによるスターリン批判と62年のキューバ危機の間のわずかな . . . 本文を読む