夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

警察は最悪の官僚組織

2012-07-29 | news
ストーカー殺人やいじめ自殺のたびに警察が被害届を受理しなかったという話が出る。 単なる届け出なんだから受理するも、しないもない。 たかが役所の出先のくせに生意気だ。 署長だってキャリアなら30歳前後でなれる警視や警視正にすぎない。 検察に送検するかは捜査をしてからの問題。 検察が起訴するかはさらに次の問題。 ところが裁判所にでもなったつもりで思い上がっているのか、単に捜査して書類を作成するのが面 . . . 本文を読む

豆州が旅

2012-07-29 | diary
10時前に新橋発熱海行き東海道線普通電車に乗りぬ。 遅き出発となれるは何やかやと支度に手間取りぐずぐずとしたるが故なり。 しかれども一人暮らしにての一人旅なれば障りあるべくもなきことは客年の東北旅行と同様なり。 青春18きっぷなるものを購いてまず近場で試さんとの企みなり。 自動改札では使うこと不可なり。 1枚の券面にて5日間使うべきものであればさもあらんと得心す。 車内は満席ならずとも概ね埋まれ . . . 本文を読む

マミさんの愛した数式⑤:それはとっても不思議だなって

2012-07-08 | philosophy
「ここまででだいたい終わってるんだけど、まとめておくとオイラーの公式は次のようなもので、 左辺を微分するとiは定数だから、 右辺を微分すると、 同じになってるわね」 「微分して同じだから同じってことにはならないよ」 「そうじゃなくて、iがついてることが重要なの。ちょうどπ/2回したのと同じでしょ」 「なるほど。右辺の三角関数でθ+π/2とするとそうなるね。だから円か」 「左辺だっ . . . 本文を読む

マミさんの愛した数式④:超越関数の微分と超越数

2012-07-07 | philosophy
「次は微分よ」 「微分ってなあに?」 「なめらかな曲線の接線を求めることよ」 「ぼくの体もマミの体もだいたいなめらかだから、だいたいどこでも接線が求められるのかな」 「そうね。…でも、こうやって下敷きを当ててもホントは1点でしか接しないと思わない?」 「そりゃそうだ。直線、水平な面なんてないから、なめらかってことはどこでもちょっとずつ変化してるってことだからね」 「うんうん、その点での変化率が微係 . . . 本文を読む

マミさんの愛した数式③:eとは何か?

2012-07-06 | philosophy
「おカネを借りると利子がかかるじゃない?」 「いきなり現実的な話をして、どうしたんだい?困ってるのかい?」 「貸す場合でもいいわ。あたしがあなたに年利100%で1万円を貸すことにするの」 「そりゃ、ずいぶん高いね。1年で倍ってことかい?利子制限法違反だよ」 「あなたに人間の法律は関係ないでしょ。まあ、たとえ話だけど。…1年借りっぱなしなら2万円を来年の今日返せばいいけど、半年後にいったん返してもら . . . 本文を読む

マミさんの愛した数式②:直交形式から極形式へ

2012-07-05 | philosophy
「ちょっと話を整理しましょう。…ふつう学校でならう座標はAという点を(x,y)で表わすわよね。北緯35度、東経135度みたいに」 「うん、そうだね」 「これを直交座標っていうの。でも、原点からAに向かっての角度と距離で表わすこともできるでしょ。ここから見滝原中学校は真東から30度の方向に2キロみたいに」 「その方が便利だし、わかりやすいね。10時の方向に敵機発見、距離約4キロとか」 「それが極座標 . . . 本文を読む

マミさんの愛した数式①:虚数から複素平面へ

2012-07-04 | philosophy
梅雨のわずかな晴れ間、キュウべえが巴マミのところへやって来た。 「あら、ひさしぶり。お茶でも飲む?」 「いや、遠慮しておくよ。…君は今は大学で物理を勉強しながら、数学の講師をしているそうだね」 「高校生相手の小さな塾でね。数学なのか算数なのかはわからないけど」 「じゃあ、この式は知ってるよね」 「ええ、オイラーの等式ね。つまんない小説や映画で有名になったけれど」 「つまんないか。…そうする . . . 本文を読む