夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

鏡のあたし

2009-04-30 | poetry
   鏡のあたし あなたがキレイならあたしもキレイ あなたが醜ければあたしも醜い ありのままそのまま 心も記憶も時間も あなたがあたしを恐れて あたしの心を探ろうとしても 森の中の池の水面を覗くようなもの 見えない底を見たくて深みに入っても 足元も覚束なくて慌てふためくだけ 鏡を割ってもあなたの姿が増えるだけ カケラは四方八方から映し出す 偽りの内面と裏返った外面を曝け出す 愚かでなければ真 . . . 本文を読む

愚物的なあまりに愚物的な

2009-04-27 | monologue
人間誰しも頭の造作に大した違いはないと言いたいところだけど、そうでもないのは事実だ。他人の脳みそを悪く言ってはいけないというのは常識で、つまりは役に立たない建て前にすぎない。顔の美醜、スタイルの良し悪し以上に表立って言ってはいけない気配なのは、それだけ救われないからだろう。しかし、頭の中身は努力すればなんとかなるんだから、あっさり愚物は愚物、自業自得でいいように思う。 「勉強が向いてないのよ」と . . . 本文を読む

4/12読売日響:ベートーヴェン第4番、第5番

2009-04-24 | music
4/12の日曜日に池袋の東京芸術劇場で行われた読売日響のマチネーシリーズに行って来た。本来なら7日の定期演奏会に行くところだが、下野竜也の指揮を見る精神的状態ではなかったので、振り替えたのだ。 指揮はシルヴァン・カンブルランで、モーツァルトの劇場支配人序曲、ベートーヴェンの交響曲第4番、第5番というシンプルなプログラムだった。この方が疲れた心にはいいのかもしれないと思ったのだ。 以前にも書いた . . . 本文を読む

サイトの整理がかなりできました

2009-04-16 | diary
1月にサイトの更新に取り掛かってから、詩と音楽と哲学まではその月のうちに整理したんですが、その後、いつもの面倒がり屋の性格が出てしまって放り出してしまってました。 3月の終わりに環境の変化があったりして、新しい記事のネタを考える気力が失せてしまっていました。でも、何か書きたいという意欲だけはあるし、何もしないでぼおっとしているのは性分に合わないんですね。「この週末はなんにもしなかった」なんて人が . . . 本文を読む

3/16読売日響:ミサ・ソレムニス

2009-04-10 | music
3/16に読売日響の定期演奏会でベートーヴェンのミサ・ソレムニスを聴いた。指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、ソプラノ:インドラ・トーマス、アルト:シャルロット・ヘルカント、テノール:グレゴリー・トゥレイ、バス:ジェームズ・ラザフォード、合唱:新国立劇場合唱団という演奏だった。 私事都合がいろいろあって記事を書くのが大幅に遅れてしまったが、メモを取りながら聴いていても「はてどうやって記事に . . . 本文を読む