砂漠に吹く風
かつて彼らは「インディアン」と呼ばれた
それは侵略者たちが世界を
とても狭いものだって思っていたからなんだ
自分たちの心で測っていたんだろうか
彼らは文字を持たなかった
野蛮で劣っているから、殺されていった
文明の力で?
銃と馬と、何より病原菌の力を
そう呼ぶのだろうか
もう過ぎてしまった話なんだ
心はずっと広くなったよね?
文明はもっと進歩したよね?
乾いた砂漠に吹 . . . 本文を読む
土曜日に東京事変って言うか、椎名林檎のニューアルバム「大人」を買いました。当然、初回限定版のDVD付きのほう、これがホントの大人買い、なんちて^^;。。。DVDは「大奥」のエンディング・テーマ「修羅場」1曲だけですけどね。
全体の造りがADULTっていう架空のパルファムをイメージしてて、初回版はpour homme男性用で、通常版がpour femme女性用だそうです。ブックレットには香り . . . 本文を読む
今日はモーツァルトの生誕250周年だそうです。彼は250年前の今日、オーストリアの北の端っこの街、ザルツブルクで生まれたわけです。お蔭でザルツブルクの街は巨大な観光資源をもっているわけです。オーストリアではウィーンがダントツに人口が多く、ブルックナーゆかりのリンツ、ベームが生まれたグラーツの次がザルツブルクだったかと思いますが、知名度はウィーンに次ぎますね。
きれいな街で、見どころも少なく . . . 本文を読む
去年の3/27に「ホリエモン的ゲーマー」ってタイトルで書いたものを再掲します。
ちょっとニュースネタでも。ホリエモンって劇場犯みたいなものなのかなって思ったので。
ライブドアがフジテレビを買収するかどうかって、ずうっとニュースでやってますね。去年はプロ野球参入だったし。両方ともおじさんたちが旧体制を守ろうとするのを若者wが「革命家」ホリエモンを応援するって構図みたい。
それで、野球では楽天 . . . 本文を読む
今朝の朝刊に次のような記事が載っていました。
03年5月にウィーン美術史美術館から盗まれた、16世紀のイタリアの彫刻家ベンベヌート・チェッリーニ作の金細工「サリエラ」が21日、発見された。地元警察が同日明らかにした。容疑者とされる写真を前日に公表したのがきっかけで、男(50)が数時間後に自首、供述通りウィーン北西約90キロの森に埋められていた木箱の中から見つかった。
金細工は豪華な彫刻が . . . 本文を読む
「すべてがデータになる前に」は昨年の春にここでブログを始めた頃に連載していた物語です。今ではHPにも載せていますが、まあ、我ながら下手と言うか、何が言いたいのかさっぱりわからない独りよがりなものです。発想としては今の世の中、どんどん人間が生の感じから離れて、データ化しているなあってことでした。ヒトの遺伝子情報がすべて解明されたことから始まって、インターネットなどの発達でコミュニケーションも物の . . . 本文を読む
毛布の中の日曜日
あったかいTシャツのにおいと
ほっぺたに当たる感触
くすぐったいよ
まだセピア色の映画を見ていたいのに
部屋の外は雪混じりの雨
うるんで見えるツタの壁
ミルクティがおいしい一日
何もしてないね
ずっといっしょにいるだけ
あ、目が合ったね
寒いよね
入っておいで
お風呂とミルクをあげるよ
だいじょうぶ
またネコが増えたなんて
笑ってるけど、やさしいから
** . . . 本文を読む
昨日はいろいろとニュースが多い日でした。ライブドアの強制捜査、建築設計疑惑の中心人物の国会証人喚問、宮崎勤の最高裁死刑判決といったものでした。ホリエモンはどうなるのか?まだもちろんわかりませんが、フジテレビの株買占め以来、いろいろ話題の中心だった人物が切り札を出した、なーんて皮肉な感想を持ちました。以前から、ホリエモンやその他のITに名を借りた買収屋たちをうらやましがる同僚たちには「10年経っ . . . 本文を読む
今日の分です。ここんところ、詩ばっかり書いてますね。
特にコメントすることはありません。
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面影
あなたの寝顔を見ていると
いろんなことを思い出す
どこか似ているから
ふだんはそんなこと思いもしないのに
主題と変奏
きっとそうなんだ
あたしは同じ人を求めている
心の深いところで
だから、もう少しすき間を空けてね
アロマキャンドルを吹き消して
もぐり込むか . . . 本文を読む
えっと。昨日作った分です。
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恋文
この息苦しいくらいの気持ちは
メールなんかじゃ伝えられない
いとよき紙を選びて
香など焚きしめ
すがすがしきやうにて書きやらん
優雅に手間をかけて贈りたいな
この空の向こうにあなたがいる
いっしょに見上げてればうれしいな
歌など詠みけるも
おぼつかなげにて
いとあはれなるここちす
痛いくらいのこの想いをどう . . . 本文を読む
えー、いろいろ注文に応じて詩を書いているのをここでも載せていきます。ついでに自注ってほどでもないんですが、自分のメモランダム的な意味合いで書くことがある場合は残しておこうと思いました。なんせ片っ端から忘れていっちゃうんで。。今日の2つは同じ女性からの依頼です。タイトルじゃなくて、こんなイメージの詩をってことでしたが、かわいいですね。
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待ち合わせ
電車が . . . 本文を読む
別のところで、お題をいただいて詩を書いています。前(11/24)に秋の詩をご紹介したので、その後のものから選びました。実際は倍以上は作ってますか。時季のせいでクリスマス関係が多かったですね。やっぱり女性からの依頼ばかりです。
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笑顔
いつも笑ってるんだねって
みんなから言われる
それって、ほめられてるのか
けなされてるのかわかんないけど
悪いこと . . . 本文を読む
てけ、てんてんてん♪
えー、新年からバカバカしいお話でご機嫌をうかがってまいります。
なんですな。「なんとか問題を考える」と申しますと、利口そうに見えます。あたくしのこの題につられて、さぞまともなことを書いてあるんじゃあないかって思った方もいらっしゃるでしょう。おあいにくですが、考えちゃあいることは間違いないんで、ごめんこうむります。ほかにもいろいろ考えてます。
「建築偽装問題を考える」深刻 . . . 本文を読む
この本の主張は明確です。音楽室にはバッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンといった大作曲家の肖像が飾ってありました(今でもそうかな)が、それはドイツの美学者たちが作り出したドイツ音楽中心の音楽史に沿ったものにすぎず、実際にはイタリアが音楽の中心、先進国であり、音楽の都などと言われるウィーンにしても実は後進地域で、サリエリのようなイタリア人が重用されて . . . 本文を読む
去年の6月に17、18歳頃(1773‐74年)のモーツァルトに焦点を当てて、交響曲、オペラ、室内楽、宗教曲と見ていきました。それで、最後は他のジャンルの曲を採り上げて終わろうと思ってたんですが、ずいぶん間が空いてしまいました。一つはもちろん私が怠慢なせいですけど、残っているもののかなりの分量を占めるディヴェルティメントとかセレナードのCDがあまりなくて探していたこともあります。10枚組くらいの . . . 本文を読む