「笑わせて笑わせて桂枝雀」を読みました 2008-04-01 | review 「笑わせて笑わせて桂枝雀」(上田文世著)を読みました。枝雀の生い立ちから死に至るまでの軌跡をきちんと取材をし、またその芸の進化についても入念な考察を加えていて、伝記としてよくできた本だと思います。彼の落語を愛する人にお勧めします。……書評としてでなく、枝雀について少しだけ私自身の思い出を書きます。 私が最初に枝雀の落語に接したのはまだ小米時代だったんだと思いますが、なんの気もなしにラジオで聴い . . . 本文を読む