北朝鮮において客観的な歴史は可能か?4. 2016-06-20 | review 重村智計は書の末尾を「国際教養の時代――翻訳・通訳文化からの脱皮」と題して、次のようなことを書いています。 古典を読め、リベラル・アーツで真の教養を身に着けろと言うのは1945年生まれの人らしいお説教ですが、フクヤマの「歴史の終わり」を現代の古典に挙げている時点で、お里が知れるといったところです。ということで、彼自身の教養の内実を見てみましょう。 ヘーゲルの原典を読んでもさっ . . . 本文を読む