余滴





゛人生の余滴゛
゛晩秋の余滴゛
旭川市民文芸
私達の先生であった
招待作品゛忘れもの゛
に感動し
ふと意識した
今日と言う冬への入り口
恩師を仰ぎながらページを開き
拙い私も
あのポエム時代を懐かしみ
机上のボールペンを走らせた、、、、、(^-^)
先生をお手本に
余滴
探し物をしていると
なかなか埋められなかった
人生のパズルの入り口
探し当てたような
現役時代の
飲み食いに忙しかった
夫のコップに目が止まった
今夜は
逆光の其のコップに
あの日の
オレンジジュースを注いでみよう
日は氷のひしみに
パチパチと音を立て
時は捲られて行く
゛お帰りなさい゛
ドアの入り口で
待っていたものは
封も切らず
夫の横顔を意識した
乗せ上手
乗せられ上手な
白いドライバー手袋
゛世の為゛
゛人の為になれよ゛と
其の日を待っていたのだが
音信の無いドアの向こう側で
病を抱えた主
褪めて行く人生の出口のような
ドアの入り口では
無用になってしまった
今夜は人生の余滴
白いドライバー手袋に喜びのオレンジジュース
陽は注がれて
渇きった喉は潤されて行く





゛人生の余滴゛
゛晩秋の余滴゛
旭川市民文芸
私達の先生であった
招待作品゛忘れもの゛
に感動し
ふと意識した
今日と言う冬への入り口
恩師を仰ぎながらページを開き
拙い私も
あのポエム時代を懐かしみ
机上のボールペンを走らせた、、、、、(^-^)
先生をお手本に
余滴
探し物をしていると
なかなか埋められなかった
人生のパズルの入り口
探し当てたような
現役時代の
飲み食いに忙しかった
夫のコップに目が止まった
今夜は
逆光の其のコップに
あの日の
オレンジジュースを注いでみよう
日は氷のひしみに
パチパチと音を立て
時は捲られて行く
゛お帰りなさい゛
ドアの入り口で
待っていたものは
封も切らず
夫の横顔を意識した
乗せ上手
乗せられ上手な
白いドライバー手袋
゛世の為゛
゛人の為になれよ゛と
其の日を待っていたのだが
音信の無いドアの向こう側で
病を抱えた主
褪めて行く人生の出口のような
ドアの入り口では
無用になってしまった
今夜は人生の余滴
白いドライバー手袋に喜びのオレンジジュース
陽は注がれて
渇きった喉は潤されて行く