もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

お正月お迎えの準備

2010-12-26 06:17:41 | Weblog
来年の干支は兎
うさぎの餅をつく姿が
今夜の月の中にまさぐりて来る





何も無くてもお正月
一つ屋根のお餅付きは29は避けて
27.28.30とピーク
二日前から
もち米をうるかすと物心


゛正月を待つ陽の差す窓でゆつくりと餅米を吾れは洗ひぬ゛

汲み上げる水は冷たくて
赤くかじかんだ母の手を吾が手に変えて米を磨ぐ



゛米ひと粒に感謝を込めて正月の餅つく米の水は澄み゛

餅つきの米を洗う水が澄んで来る迄
美味しく仕上がるように願いを込めて
力を入れて水を取り替え取り替え磨ぐ


゛生き行く身にもお正月何が無くてもお年玉だけは用意する゛

老いの身で孫達にあげるられる年金のお裾分け
その温もりをポケットから微笑みながらのお年玉


゛哀れともカーンと凍へし電線の塒のカラス餌に鳴く゛

住みついたカラスが遠方から生塵の日を待っている
私達とその意図は違ってはいるが
待つ日は同じ
人間と生き物のエコロジー



あの人の背であやされた温もり

゛あの人は赤木の山に貼りつきて旅の深雪に逢ふ事も無き゛

有明の月を見ていると
ふと思い出す
母の帰宅を待つ
あの人にあやされた背の温もり



冬休みに入り
お正月を待ちながらの子供達のわらべ歌