日曜日に休日出勤し、新そば祭りでお焼やら饅頭やらを蒸しまくり、売りまくり、月曜日からは給与処理の残りだの、残業の実態調査だの、税務署に年調の用紙を取りに行くだのあっという間に早や木曜日。
会社帰りに『メイド喫茶』なるものの前を通り過ぎた。 そこにある(実は通勤路)と言うのは聞いていたが、中の方々を見かけたことが無かった。 帰り道自転車を漕いでいると『ご主人様、行ってらっしゃい』 『行ってきま~す』 とメイド服の人と、ビシッとスーツを決めた若い兄ちゃんがお間抜けな会話をしていた。 スーツ姿の客を、手を振りながら見送ったメイドさんは姿が見えなくなるのを確認すると 『ふ~』 と大きなため息をついていた。 大変なのね、メイドの中の人も ・ ・ ・
自転車を漕ぎながら『あのメイドさんはパートかな?正社員かな?社会保険制度はあるんかね?雇用保険は?組合ってあるんかいな?メイド姿で団体交渉するんか?』 などと、色々と妄想してしまった。
ちなみに僕は毎朝1歳10ヶ月のギャルに『いったっちゃ~い』 と見送られている。
そのギャルは、今日もベートーベンの交響曲第7番を聴いて踊り始めた。 ベートーベンが見たら、しかめっ面を少しだけ崩してくれることでしょうね。