台湾3日目の朝。
ホテルの前には土地公と言う土神様を祀る建物がありました。 日本で言う氏神様みたいな感じかな?
せっかくだからホテルの朝食ではなく、地場のお店に行ってみよう!! と言う事で、ホテルから歩くこと数十歩。
入ったはいいけど、漢字のメニューがよく分からない。
『 これとそれとスープ 』 で何とかオーダー。 この豆乳スープは鹹豆漿(シェントウジャン)と言うらしい。
『 辛い、OK? 』 と聞かれてOKOKと言っていたら、何だか具が入ってラー油が入って、揚げパンまで入ってきた。
分厚いニラせんべいみたいなのと、ニラと肉の入った “ おやき ” みたいなのと合わせて、全部で200円くらい。
とても美味しかったけど、小麦粉に小麦粉に小麦粉に豆腐で、結構朝からお腹が一杯。
僕の次にオーダーした後輩は
『 これ入れる? 』 と聞かれてOKOKと言っていたら、なぜだか砂糖をドサッと入れられ、とても甘いスープになっていた。 顔を見て甘い辛いを決めるのか?
朝食の後は歩いて朝市へ。
日曜日の朝と言う事もあってか、ものすごい人。
そして上海出身の後輩が発見。 『 豚足だ!! 』
ファーストフード感覚で売られている豚足。 美味しそうに食べる後輩。 実に幸せそうな表情でした。
そして、豚足に負けじと売られている鶏脚。
購入する同室の後輩。 脚2本で約14円。
この市場にも学問の神様が祀られていたので、迷わずお願いを。 人目が無ければ正座して叩頭したくなるほどだ。
市場を後にして向かったのはカルフール。 日本からは撤退しちゃったけど、東京にいたころ何度か行ったことがあったので懐かしいような、全然違うような。
カルフールでお土産を購入しようと現地の調味料を物色。
台湾で作られた海苔胡椒に決めたけど、後でガイドさんに聞いたら 『 台湾で作っていることは間違いないですけど、見たことも聞いたこともありません。 もちろん食べたことも無いですね。 』
レジに並んでいると店員さんが 『 あっちのレジにGO!! 』 と空いているレジを指さした。
そのレジに何故かはアーチが・・・
子供専用のレジでした。 海苔胡椒のバーコードを読み込む可愛らしい白雪姫。
チョット照れる47歳日本男児。
お土産を買った後は、岳飛や関羽を祀ってある行天宮へ。
お参りをして、自分のおみくじを引く前にまず手に入れるのは学業成就のお守り。
こうなりゃ何の神様だろうとお願いをしまくるのだ。 親の思いに国境なんてないぞな。
午前中歩き疲れた体を労っていただく昼食は ・ ・ ・
幹事さんが探してくれた有名な鰻屋さん。 本当に頭が上がりません。
少し並んで入店すると ・ ・ ・ 鰻屋とは思えないほどお客でビッシリ。 まるでゲレンデの食堂の如し。
うな重(小)と肝串とビールで1,000円弱。 肝串なんて70円弱。 流石鰻の稚魚を輸出している国だけの事はあるなぁと感心。
ホテルに戻り小休止してから、MRTで松山駅へ。
屋台で胡椒餅をいただき、いよいよ目指すは九份。
今まで出張や社員旅行で国内外色々と行かせてもらったけど、『 ここに行きたい!! 』 と事前に強く思ったのは3度目。
1度目は、セブ島の射撃場。 次元大介や、映画 『 ガントレット 』 でイーストウッド演じるショックリーが愛用したコンバットマグナム。
弾が当たったにも関わらず、そのスピードで全然ターゲットが揺れなくてビックリした。
2度目は一昨年のベトナム。 11年前に撮影した写真をご本人に渡そうと訪れたメコン川の中州。 おばちゃん、涙流していたなぁ。
そして3度目はこの台湾。 どうしても行きたい店がある九份。
けど・・・乗った台湾鉄路の特急で、エライ事になりました。