いよいよ子供たちの熱い夏の戦いが始まった。
先生のご厚意で、教室のグランドピアノで練習をした後はいざ松本へ!!
息子は2年生から実に7回目の地区予選。
2年生と4年生以外は地区予選を突破している。
娘は1年生から3回とも地区予選を突破している。
息子は松本地区予選を突破していたおかげで、過去3年長野地地区選で思い切った演奏ができ、市長賞や支部長賞を受賞できた。
松本で予選を抜けることは、長野地区予選に大きな影響を与えているだよね。
まずは息子の出番。
モーツァルトもバルトークも安定した演奏で、ミスは2か所しかなかった。
モーツァルトを弾き終えたところで、目頭が熱くなりジュワジュワっと出て来てしまいましたよ、お父さんは。
とにかく最高の演奏だったな。
昼食後、息子の出たカテゴリ:中1・2年生の結果発表。
その時間に娘のカテゴリ:小3・4年生の受付があるので、僕と娘はホールの外で待機。
ホールの妻から入電 ・ ・ ・ 結果は奨励賞。
甲信地区本選出場の次点だった。 娘も心なしかガッカリしている。
『 お兄ちゃんの仇をうつんだ!! 』 と思ってか思わずか、娘の演奏はいつもよりも ・ ・ ・ 速い。
ディアベリのソナチネがいつも以上のスピードでスタートし、途中で転ぶんじゃない?と思っていたら最後まで弾ききった。
舞台袖から見える娘の背中がとても大きく見えた。 数年前に息子からも同じ感覚を貰ったっけ。
娘の結果発表までは3時間ほどあったので、近所を散歩しつつ早めの夕食。
いよいよ娘たちのカテゴリの結果発表。
努力賞 ・ ・ ・ 娘の名前は呼ばれない。
奨励賞 ・ ・ ・ 娘の名前は呼ばれない。
いよいよ予選通過者の発表。
娘よりも前の順番のお子さんの名前が呼ばれた後 ・ ・ ・ 娘の番号と名前が読み上げられた。
一瞬喜んだ息子だけど、すぐに複雑な表情になってしまった。
昨年松本で一人寂しい思いをした娘。
今年はその娘が無事予選を通過し、息子が淋しい思いをすることとなった。
帰りの車中、息子はやはり口数が無い。
と思ったらヨダレ垂らして爆睡していた。
46歳にして初めて見たよ、ヨダレ提灯。
まだ今週末の長野地区予選が残っている。
今日と同じ演奏ができればまだまだ可能性はあるぞ!!
娘は甲信地区本選に向け
息子は長野地区予選に向けて
頑張れ!!
でも娘よ。
お兄ちゃんに向かって 『 予選通過できなかったくせに・・・ 』 はもう言っちゃダメよ。