昨日、娘たち吹奏楽部は10時から保護者向けの演奏発表会でした。
娘を一旦学校まで送った後、8時半ころに登校すると ・ ・ ・
『 寺島さん、二重奏聴いてください!! 』
チューバとホルンの二重奏を聴いて課題を指摘。
続いてトランペット&シロフォン。 グロッケン&コントラバス。 ユーフォニアム&クラリネット。 トロンボーン&トランペット。 フルート&サックス。 再びチューバ&ホルン。
娘には煙たがられるけど、そこそこ頼りにされているんだなぁと。
10時前に保護者が続々と入場。
先生から録音を頼まれたので、録音機器を確認していると
『 寺島さん、ちょっといいッスか? ここよく分からないんスけど!! 』
本番まであと5分くらいしかないぞ。。。
1曲目の全体演奏の旋律のリズムが分からないと。 あと5分だぞ、オイ!!
『 この旋律は一人だけ? 他のパートは? 』 と尋ねると、他のパートの先輩も一緒だと。
タイを一旦外して吹かせて、タイを付け直して楽譜どおりに。
『 ありがとうございます!! 』 と戻って行ったと思ったら30秒ほどで再びやって来た。
『 ここも分からないッス。 さっきのと同じで、先輩と一緒に旋律を吹きます。 』
そこもリズムが良く分からないんだと。 あと3分くらいだぞ、オイ!!
タイを一旦・・・以下同文。
『 あざッス!! 』
いざ本番を迎えると ・ ・ ・ ユニゾン揃ってるじゃん!!
つい5分前まで出来てなかったのに、譜面どおりに吹けてんじゃん!!
子供の適応力って凄いです。
二重奏の選曲を相談され、編曲し直した楽譜を渡したペアもいるので
出来るだけ分かりやすく教えたつもりだったけど、緊張のあまり本番は撃沈状態だったなぁ。
でもさ、失敗したって良いんだよ。
その挫折が原動力となってさえくれればね!!
今まで・・・譜読みなんてする必要も無かった子ども達が、一生懸命練習して上手くなりたいと言う気持ちには応えてあげなきゃとシミジミ実感した日曜日でした。