ラスベガスの朝の景色。
遥か向こうに見える赤い山。
午前中の座学が終わり、午後からスーパーマーケットの視察。
視察の前に各チームに分かれて昼食。
昼食を食べながら課題のまとめを行う。
研修中二度目となるインナウトバーガー。
マク●ナルドがやらない事、出来ない事をやろう!!のコンセプトのお店。
直営店のみ。
注文が入ってから作るハンバーガーと、各店舗で皮を剥いてカットして揚げるフライドポテト。
そして固形のアイスクリームから作るシェイク。 吸っても吸っても口の中になかなか入って来ない。
やっと口の中に入ってくると・・・美味い!!
昼食の後はターゲットの視察。
コンセプトは安売り百貨店。買い物をしやすい広めの通路。
そしてトイレのドアの隙間も広め ・ ・ ・
おなじモール内のダラーツリー。 日本の100円ショップの様なお店。
取扱商品はすべて1$か1$以下。
次はアルバートソンズ。
かつては全米第2位のスーパーマーケット。
ただイノベーションが無かったせいなのか、今では・・・セーフウェイと合併。
店に活気がない。 売り場に店員がいない。
ピザの陳列は滅茶苦茶。 乱れっぱなし。 霜が付着している。
幾度に渡る買収と売却と合併のせいなのか、従業員のモチベーションが低下しているのかな。
青いバナナ買って行ってどうするんだろう?
一般家庭にバナナ室があるとは思えないし。
肉売り場のポップ。
BUY ONE GET ONE FREE
1パック買ったら1パックおまけ。
だったら半値でいいんじゃね?
ひどいときは TWO FREE もあるとのこと。
本当に消費者が望むことなのだろうか?
最後はグレイザーズ。
先生の話では、東海岸でスーパーを経営していたご老人が引退してラスベガスでオープンさせたスーパーマーケット。
日本のように個売りも行っていて、とにかく店内が明るい。
従業員も明るい。
見ているだけで楽しい。
隠居したオーナーがこんなスーパーを作りたい!!と我慢できずに開いただけあって、とても感じの良いお店でした。
帰りのバスからの車窓。
どこにいるのか感覚が麻痺してきそうな景色。
夕食のあとはベラージオホテルの噴水ショー。
文字どおり、水と光と音の魔法。
人間の知恵ってすごい。
自分の知っている世界が、いかに小さい物か思い知らされた夜でした。