マコトニイカン

世の中のおエライ方々が、その頭を世間に下げるときに
よく使われる言葉、「誠に遺憾です。」

それって心底残念に思っているのか？
とツッコミたくなるほど、何度も繰り返す。
あまり誠意が感じられないのは、
この言葉が使い古されているせいだけではないだろうと思う。

そんな中、（ってどんな中？）
つんちゃの今夜のお散歩はつんちゃの意に沿わなかったようで、
誠に遺憾であった。

つんちゃのナイトウォークは基本３方向というものがあって、
つんちゃ球場を基点に、
１）南へ　＝中央公園方面
２）東へ　＝警察署方面
３）西へ　＝川方面
と分かれ、この基本針路にバリエーションルートが加わる。

最近のつんちゃ・マイブームは１）の南針路なのだが、
障害物（失礼ながらブルの姫ちゃんち）もある。
避けるために迂回路を取ったりもするのだが、
あくまで中央突破を狙うつんちゃとの攻防に疲れるので、
最初からそっち方面を避けるのが無難というもの。

今日はお疲れの月曜日である。
週の初っ端から疲れたくないので、コース３）へ進もうとした。
すると、予備練習場から動かない。
いつもなら５メートルと離れていられないくせに、
やけに頑張るつんちゃ。
木々に隠れて見ていると、漸く重い腰をあげた。
しかし、川方面への遊歩道を歩く間中、
「うちはこっちの気分やなかってん！今日はこっち来たくなかってん！」
とふくれっ面で、夜空に向けて吠えまくっていた。


がーこを伴ういじけ虫のつんちゃ。
つん：誠に遺憾ですのや。