VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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食の多様性

2010-10-10 | 養生記
「東京ほど食の多様性に富んだ街は他にない。」
と言ったのは、知り合いのアメリカ人だった。

たぶん70は超えているお歳だったと思う。
彼はビジネスと趣味で世界中を旅し、
経済的にも体力的にも恵まれ、冒険心を持ち、経験豊かな人だったので、
その言葉は今でもそのまま記憶に残っていて、その通りなのだと思っている。

日本人は宗教も食文化も「寛容」に受け入れる。
節操がないといえばそれまでなのだが、
そのおかげで、いろんな価値観を持てるし、
いろんなものが食べられる。

そんな恵まれた国にいながら、
ワタシ自身は器量が小さい偏食者で、肉類がNG。
そのワタシのNGを補って余りあるのがわが愛するラブラドールレトリーバーなのだ。
とにかく食の選り好みが少ない「寛容な犬」

先日、「犬が泣いて喜ぶ!」というキャッチコピーのついた缶詰を取り寄せた。
中身は何かというと牛の反芻胃の未洗浄のものを、
匂いの加工処理をして犬用に作ったものだという。

宣伝用の説明を読むと、
草食動物の胃袋には肉食動物が必要とするビタミンが豊富にあって、
草食動物の内臓を食べることによって肉食動物は草などを食べる必要がないのだという。

つんちゃは散歩に出ると草をよく食べている。
あれっ?つんちゃは草食系か?と思うくらいに・・・。
野菜が足りないのかと、葉物野菜を食事に増やしたり、種類も豊富に入れたりしていたのだが、
一向に「道草」は治まらない。

反芻胃のような食材を食べれば草など食べなくなるのか?
わからないけれど、フードと一緒にメニューに加えてみることになった。

匂いはずいぶん抑えられているとはいうが、
やっぱり臭い。
ワタシは元々臓物の類は食べられなかった。
かの有名なスコットランドのハギス(羊の内臓系を胃袋に詰めた料理)と
イタリアのトリッパ(牛の胃袋料理)は
見事に一口で敗退だった。。。

この食べ物を初めて口にするつんちゃの様子をうかがってみると、
そこはラブラドール、
迷いはなく、完食!

クランベリー配合のフード(中央)と反芻胃の缶詰。


フードは毎日は食べないので、保管用に空気抜きができる容器に入れた。
フタの中央の黒い突起にT字型の空気抜きを差し込みシュポシュポ上下に動かす。


空気抜きはワインに使用するのと同じやり方。
自転車の空気入れの反対?といった方がわかりやすい?


つん:うちは肉食系女子。


つん:生野菜は嫌いやで。


つん:ラブラドールならなんでも食べると思うたら、アカンで。



<ハリーの時間>
今日は鍼治療の予定ではなかったんだが、
今朝の歩き方が痛みをかかえているようだったので、急遽、午後から治療へ。


予定外の治療だったので、本日は院長先生の鍼治療。


つん:あれ?なんで今日は先生違うんや?


つん:やまあらし?


コメント
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つっきーの木