つんちゃ小僧つん吉

一昨日の夜、翌日の準備をしようとバッグの中を見ると
「ないっ！」
お財布が「ないっ！」のである。

その日は帰りが遅くなり、
電車も少々混んでいた。
「スリ？」
いやいや、読んでいた本をしまう時にはたしかお財布は入っていた。

寒くて雨も降っていたので、
バスに乗るために、走った。
「あの時に落としたんだろうか？？？」

ええ～～～っ！とにかくバッグを逆さに振ってもない～～～っ！
どうしよう？
もう夜中だし、明日の朝、カードなどの使用停止手配をしなければならない。
もう、探す場所を探しつくしたワタシはがっくりしながら
やらなければならない事を整理し始めた。

その時、ふと、さっきつんちゃの部屋で小さな物音がしたことを思い出した。
「ヤツだーーーー！！！」
部屋の明かりをつけて、つんちゃのケージを覗き込むと、
伏せている顎の下に見覚えのある形が見えた。
「ったくもぉーーっ！」
と思うと同時にホッとした。
「あ～、失くしたんでなくてよかった。」
不思議なことに「つんちゃ、ありがとね。」という気持ちが起こる。

普段ぼけーっとしているワタシに時々こうして喝を入れ、注意を促してくれているのかもしれない。
但し、タダではない。
ちゃんと報酬を求めるのだ。

一件落着といかないのは、
その翌日、つんちゃはまたもやソックスを盗み、
今週初めには、「枕探し」という手口も披露していた。
これは旅籠の泊まり客が寝静まったころ、枕元にある金品を盗むという、
時代劇でよくみられる盗人の手口だ。

枕の下に入れておいた目覚まし代わりの携帯電話を
どうしてその存在を知ったのか不思議で仕方がないのだが、
ちゃんと大事なものというのを理解した上で寝ている間に盗み取っている。
つんちゃ小僧、盗人稼業にいれ込んで、ますます技を磨いているようだ。

つん：怪盗つんちゃ、修行中やねん。


つん：交換条件は厳しいで。


つん：ゴンちゃぁ～～ん、うちのおやつＧＥＴ方法、教えたるで～。
ゴン：俺はアウトドア派だ。使えねー手口聞いてどーすんだ？



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝牛肉（255g)
　サイド＝野菜７種（かぼちゃ・セロリ・かぶ・小松菜・キャベツ・人参・えのき）
　スープ＝肉のゆで汁
　サプリ＝アースリスージＧ・初乳
　おやつ＝ヨーグルト・カッテージチーズ
　ご相伴＝ピザ・あんみつの寒天・ミニクロワッサン