花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

四半世紀前の想い出 -その6- (パリー2)

2013年03月07日 22時00分18秒 | 旅の想い出
昼間は市内観光で色々と見て廻りましたが、夜はオプション(希望者のみ)で、「セーヌ川船下りとフランス料理・シャンソンの夕べ」と称するディナークルーズに参加しました。料金は1人当り28,000円と庶民には破格の値段でしたが、二度と来る事はないだろうとの思いと、30年苦楽を共にしてきてくれた家内へのプレゼントの意味も込めて奮発しました。



16世紀後半、カトリック同盟とアンリー四世が和議を結んだ事に因んだ付けられた「和議の河岸」が、観光船の発着場でした。



ノートルダム寺院をバックに、セーヌ川を進む観光船です。この写真はパンフレットから借用しました。



私達がたどったコースは、まずAの方向に進み、エッフェル塔までいって引き返し、今度はBの方向へと進んで、シテ島に建つノートルダム寺院を見て引き返すコースだった思います。


この案内図では、エッフェル塔から更に右に行くコースもあるようですが、私たちはエッフェル塔を見たら引き返したような記憶があります。



こちらは矢印の通り全て廻りました。こちらのコースでの圧巻は、何と言ってもシテ島に建つノートルダム寺院です。それも赤い矢印の方角からが一番美しいとされています。



午後7時に乗船し、直ぐにディナーの始まりです。とても陽気なボーイさんが先ずワインを注いでくれました。



ディナーで同席したのは、アムステルダム辺りから、それとなく親しくなったカップルと、一人で参加されていたご婦人でした。先ずはワインで乾杯です。



日は落ちたものの、まだエッフェル塔はうっすらと望むことが出来ました。



ただエッフェル塔の真横を通過する時点では、出てきた料理に夢中で、それには気付かなかったようです。エッフェル塔を見てもお腹は膨れないし、美味しくもありませんからね。



これはメインデッシュの出てきたところだったでしょうか? 料理の名前は忘れましたが皆さん良く食べました。きっと美味しかったのでしょう。暗くなってからの照明はテーブルのロウソクだけになりムードも盛り上がりました。



これはシテ島に建つノートルダム寺院の横を通過するところです。光量不足と酔いの加減でぶれた写真になりました。



セーヌ川の川下りのもう1つの見所は多くの橋です。その一つひとつが永い歴史を持っており、かつ芸術的にも、とても優れているからです。クルーズも終わり頃になってそれに気付き、1枚だけカメラに収めました。



食事の最後に出されたデザートです。皆さんこれもぺろりと平らげました。28,000円の元は取れたでしょうか?


そして次の日、訪れたのがベルサイユ宮殿です。ここもオプションで料金は一人当り10,000円でした。



ベルサイユ宮殿前で記念のツーショットを1枚撮りました。まだこの頃は髪も少しは残っていました。(笑)



開門前入口にたむろする若者達です。良く見ると何処かの高校の修学旅行のようにも見えました。





色々部屋を見て廻りました。何処もここも絢爛豪華な造りに圧倒され、やや食傷気味になりましたが、裏庭に出て広大な緑に接したら、気分も徐々に回復しました。


午後はリヨン駅からTGVに乗ってジュネーブに向かうのですが、それはまた次の機会にご報告させて頂きます。


変わり映えのしない風景ですが・・・・・

2013年03月06日 22時30分18秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

何時もいつも変わり映えのしない風景で見飽きた事と思いますが、今日は昨日届いたシェルのタンクカーを増結してタンクカー専用編成で写真を撮りました。





今後は、オレンジ色かシルバー色のどちらでもいいから、後1~2台揃えると、もっと様になるのにな~ァ と言うのが撮影後の感想でした。ただ最近ちょっぴり散財しているので、当分は大人しくしている積りです。





こんな取り止めの無い事で今更写真を・・・とお思いかもしれませんが、花咲爺さんはこれでいて結構楽しくやっているのですよ。ふと考えました、花咲爺さんから鉄道模型を除いたら何が残るでしょうか? 何を楽しみに生きていくのでしょうか? ・・・・・と。


待ち人今だ来たらず、代わりにタンクカー来る。

2013年03月05日 23時30分00秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

今日、山登りから帰ったらタイミング良く宅配便が届きました。しかしその中味は一日千秋の思いで待ち続けるシェイでは無く、シェイより前に落札したタンクカーでした。



このタンクカーを購入した経緯はいたって単純で、あと2~3台あればホッパーと同じ様に、単独の車両編成が出来ると思ったからです。
( その時点では、まさかシェイに手を出すような事は無いと思っていました。もしシェイを落札した後だったら、こちらには手を出さなかったでしょう。)



届いたタンクカーは、しっかりした「箱入り娘」でゴミ1つ、いや指紋1つ付いていない生娘でした。ただ製造年度はやや古く「マイナスネジ時代」の物でした。何処かの倉庫で眠っていたのでしょう。
これで花咲鉄道には、オレンジ色のShellタンクカーが3台と、シルバー色のタンクカー1台の合計4台になりました。欲を言えば後1~2台欲しいところです。


今日は水槽本体が完成しました。

2013年03月04日 20時23分11秒 | 模型工作

今日は水槽(タンク)本体を、木工ボンドを付けて本組みしました。胴回りを針金で締めては板を少しずつ削り微調整に時間を取りましたが、後は半日ほど陰干しして終わりです。



その後で漏水テストを行いました。全く漏れなかったと言えば嘘になります。最初は何処からとも無く滲み出ましたが、内面から木工ボンドを塗り付けておいたら漏れは無くなりました。



次の作業は支柱の材料取りをしました。支柱は合計12本立てる事にし、13mm角と15mm角を作って比較しましたが、15mm角の方がどっしりとした感じで良さそうなので15mm角に決めました。



次はその支柱をどの程度テーパーを付けるか検討しました。あまり脚が開きすぎても良くないし、色々とカメラで撮って見て、結局はこの写真の程度が良さそうだと思いました。最終的には脚長が決まってからにしますが、もう少し広げた方がいいかも知れません。
このテーパー(角度)何処かで見たようだと思ったら、昨年秋に作った大型のティンバー・トレッスル(木製橋)の角度に似ていました。



今日も 少しでも工作がしたくて・・・

2013年03月03日 20時37分52秒 | 模型工作
昨日・今日と兄の三回忌法要のため山陰に帰っていて、機関車いじりも工作も出来なかったのですが、午後3時過ぎには帰宅が出来たので、後片付けもしないでまた工作を始めました。



工作といってもたいした事は出来ませんが、この写真右の球面状のワッシャーです。



先ず、アルミの板から直径50mmの円板を切り抜き、中心に8mmの穴を明けました。そしてタガネを使いハンマーで放射状に叩いてゆきました。この時の要領は円の内側は強く、外周は弱く叩きます。すると初めフラットだった円板がだんだん球面状になります。後は表面の打痕をサンダーで仕上げて完成です。



そうです、話が前後しましたが、給水塔の屋根の天辺に付ける飾りを作っていたのです。ただこれは飾りの他にも12枚の木片を固定する機能も持っているのです。



今日は時間の関係で、ほんのちょっとの工作でしたが、少しでも手を動かしたので、ちょっぴり充実感が味わえました。


四半世紀前の想い出 -その5- (パリー1)

2013年03月01日 22時30分18秒 | 旅の想い出
前回はホバークラフトでドーバー海峡を渡るところで終わりましたが、今回からはいよいよフランスです。



到着したのがフランスのカレーの港。ここからパリ市内までは直線距離でも200km以上あるため、今日の泊まりは中間地点のアミアンです。のどかな田園風景をバスはひた走りました。



アミアンに到着したのは日も暮れてからだったので、街の様子はわかりませんでしたが、翌朝外に出てみると真近にアミアンの「ノートルダム大聖堂」が立っていました。後で判った事ですが、この大聖堂は単独で世界遺産なんだそうです。また外観がパリのノートルダム寺院ととても良く似ていました。



アミアンでの観光はノートルダム大聖堂だけに留め、直ぐにパリの向かいました。そして先ず訪れたのが「モンマルトルの丘」の上に立つ「サクレクール聖堂」です。ここからはパリ市内が一望できるし、似顔絵画家たとが集まる「テルトル広場」(別名画家の広場)もありました。ここで絵葉書代わりにパリの観光スポットが油絵で描かれたコースターを買いました。



「カルベールの石段」(階段)の入口です。記念に少し登り降りしてみました。何でも日本の荻須高徳画伯が「モンマルトルの街灯」と題して絵を描いた場所の様です。



続いて行ったのが、「ムーランルージュ」(車窓)です。ロートレックが通い詰め踊り子達を描いた事で皆さんもご存知の場所です。話によれば、第2次世界大戦の最中、ナチスに占領された時も営業を続けたそうです。



この建物は「パリオペラ座」(車窓)です。とても立派な建物でした。



続いて、高級ブティックやデラックスホテルの立ち並ぶ世界で一番豪華な広場と言われる「ヴァンドーム広場」や、エジプトのルクソール神殿から運んできたオベリスクの建つ「コンコルド広場」を散策しました。この写真はコンコルド広場にあった彫刻の1つだったと思います。



次はいよいよ「ルーブル美術館」です。先ず出迎えてくれたのは「ミロのビーナス」でした。



これも有名な「サモトラケのニケ」です。



「ナポレオンの戴冠式」の前を通り過ぎようとしているのは、何処かのツアー客のようです。



こちらはドラクロワの「自由の女神」です。何度も写真で見た事があっても、実物の前に立つて受ける感動はまた特別でした。



ルーブル美術館を出て次に向かったのが「ノートルダム寺院」です。これは正面入口の方から撮った写真です。当然正面入口から入りましたが、内部を見終わったら直ぐにガイドさんが裏側に連れて行き、『最も美しいのは此方なんですよ』と教えてくれました。確かに絵葉書の多くは斜め後方から撮った物でした。 ( その写真は後日紹介します。)



ノートルダム寺院のステンドグラスの1つです。この他にもバラ窓と呼ばれる大円形のステンドグラスも有りました。





続いての市内観光は、凱旋門、エッフェル塔とお決まりのコースです。



この場所はエッフェル塔を真正面に眺める事のできる場所で、これまたツアーのお決まりの所のようです。今年の1月にフランスを旅された F'Trackさんもこの場所で写真を撮っておられました。その時の写真を拝見したら季節こそ違え、今も昔(25年前)も何も変わっていない様子でした。

次回はベルサイユ宮殿とフランス新幹線TGVの旅を予定しています。