こんなコイツを・・・
坊守が夕方言うのです、
「夜、M寺さんにお聴聞にお参りしてきます。」
という言葉を聞いて、何気に
「オレも行こうかな~」って言うと坊守の凄い歓び様・・・
引くに引けないようになりお参りさせていただきました。
そんなにコイツが行くことが嬉しいのでしょうか・・・
まるでそのことを願っていたかのような微笑。
子どもを案じる親のように・・・
報恩講のご縁でした。
それはそれはきれいなお荘厳がなされており心地よく座らせていただいたことです。
「しんじんのうた」を聴かせていただきながら飛び込んでくる言葉・・・
「罪の人々・・・」
あ~・・・
思わず親さまを見上げたことです。
コイツの為に・・・
偶々、今日のご縁をいただいたご門徒宅でお味わいさせていただいたところでした。
どんなに罪深くとも・・・
どんなに地獄を好もうとも・・・
「落ちて来い、必ず受け止めてやる。どんなに重たくとも・・・」
ここに出会えて本当によかったです、コイツ。
御講さんにお参りさせていただいてひと時、
何の心配もなく体の力も抜いてゆったりさせていただきました。
何もすることもなく、ゆっくりと・・・
間の休みには美味しいぜんざいの御接待もいただきました。
「おかわりどうぞ~」って言葉に甘えてもういっぱい!
身も心も重たくなって帰ってきました・・・
すいません、阿弥陀さま・・・
ご苦労をおかけいたしまします。