疼くとも・・・
帰省ラッシュが始まります。
「さあ、爺ちゃん、婆ちゃんのところに帰ろう!」ってワクワクしながら帰るのでしょうか・・・
何もかも忘れてガンバる毎日・・・
そんな毎日を振り返る日となるのでしょうか・・・
「忘れとってもいいんです・・・
忘れて下さらん親心ですから・・・
でも、忘れ通しではなくお仏壇に向かいつつ気付かせていただきましょう。」 (鍋島直樹教授)
病気はしてないだろうか・・・
ご飯は食べただろうか・・・
故郷より案じる親心。
子どもがこちらを思おうが思うまいが・・・
ず~っと思うのです。
娘が帰省しているので安心します。
元気な姿・・・
美味しそうに食事する姿・・・
ここにおることの安心。
娘も安心。
親も安心。
大悲のみ親(阿弥陀さま)を少しも安心させてあげることのないコイツの有様・・・
欲望赴くままに恥ずかしいコイツの姿・・・
コイツが帰る生き様でないためにさぞ、その心を疼かせるのでしょう。
こんな情けない人生の中に本当の喜びを伝え届けて下さる。
ず~っとここにいるから・・・
何と、有難い。
「他力とは、あることへの感謝」 (鍋島直樹教授)