松原健之君のコンサートで、新潟柏崎に行った。
前日は軽井沢、プライベートなパーティーで演奏をさせて頂いて、泊まりだったから、
朝早く柏崎へと向かわなければならなかった。
軽井沢の朝7時はもうかなり寒い。
お店はどこも開いていないから、コーヒーを飲むこともできず新幹線へと乗り込んだ。
高崎で上越新幹線へと乗り換えて、長岡で信越線に乗り換える。
信越線はほとんど1時間に1本しか走っていない。
しかも、急行は11時までない。
9時台と10時台にそれぞれ鈍行列車が1台ずつあるだけだ。
あまり早くに柏崎に着いても仕方ないと思い、久しぶりの長岡で途中下車、街へと出て朝食をとる。
それでも時間をつぶしきれず、10時にはホームへ。
10時20分発の鈍行は、始発という事もあり、既にホームにはいっていて、すぐに乗ることができた。
10年ほど前、会津金山にある妖精美術館に、この時期行った事がある。
画家の天野喜孝さんの作ったステンドグラスを見に行こうと、
アニメーション監督の浜津守さんや作家の葛城綾さん、MOEの編集の方と計画したのだが、
僕だけ後から行く事になり、越後小山から、ほとんど貸し切り状態の只見線に乗り、
雲一つない青空のもと、箱庭の様な田舎の風景を満喫した事を思い出した。
写真は信越線長島駅。