小学生の頃、確か土曜日だったと思いますが、土曜日は半日仕事していたり、学校も午前授業だったりと「半ドン」と呼ばれていた頃の話。
学校から帰ると、「世界の料理ショー」というグラハム・カーという人の番組をテレビで放送していた。
アメリカの料理研究家のグラハム・カーが楽しいトークを交えながら料理を作り、最後は客席の女性を一人連れ出し、作った料理をワイン共に頂くのだ。
アメリカの料理番組ってなんかこんなスタイルの番組が多いのですかね?
料理バラエティーって言うのでしょうか?
その頃「料理天国」ってTBSで土曜の夕方放送していましたよね?「はじめて物語」のモグタンを見た後の番組だったような・・・。元小結・龍虎のただ食べるだけのポジションをうらやましく思ってました。
話は「世界の料理ショー」に戻ります。
そのグラハムがいつも話の節々に出てくる「スティーブ」という、たぶん架空の人物をいじります。
「スティーブの嫁が太って云々・・・」
「スティーブの剥げ頭がどうたら・・・」
「おいスティーブ!!〇〇持ってきてくれ」
といっても、スティーブなる人物は出てきません。
小学生の僕にはウィットに富んだグラハムのアメリカンなトークを理解するのには少々早い年頃でしたが、ちょうどその頃、西武ライオンズにスティーブという助っ人外人がいました。
剥げ頭に髭だったので、たぶんこの人物がグラハムの言うスティーブなんだと真剣に思っていた。
たまーに西武戦の中継(TBSとかテレ朝)でスティーブがでると、テレビの前で「おいスティーブ」とやじったものだ。
また話はそれますが、西武ライオンズにスティーブの他にテリーって助っ人外人がいて、父がテリーのサインを貰ってきてくれたのですが、上手なカタカナで「テリー」って書いてあったのを友達に見せびらかしていたなぁ・・・。テリー、アメリカ人なのにカタカナ上手いなぁ・・・。なんて。
この話、何が言いたいのか言いますと、スティーブ・ジョブズ氏が先日亡くなって、スティーブつながりで僕の頭のハードディスクに「世界の料理ショーのスティーブ」が引っかかったので、ちょっと思い出しただけの話。
「スティーブにスープを運ぶおぼんを頼んだら、スティーブったらipadもってきちゃったんだよ。おい、スティーブ!!グッジョブ!!」
2ne
ipadより投稿