つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

霧の八方尾根

2015-07-15 21:19:06 | 草花

黒菱へ林道を上り午前6時に到着、リフトは今のところ8時にしか動きません。

2時間も待っていられないので、牧場の道路を歩きます。

冬はスキー場になっていてかなりの急坂、息継ぎに立ち止ると下がってしまいそうになります。

 

今年は頑張って3回目になりますが、霧のかかる日が多く、せっかくの花もかすみがちです。

葉が4枚輪生しているのでヨツバシオガマ。

ヨツバシオガマ

ヤマブキに葉が似ているのでヤマブキショウマ。

株立ちになりかなり大型の植物です。

ヤマブキショウマ

コバイケイソウ、1年置きくらいに咲くことが多く、今年は沢山咲きました。

コバイケイソウ

オオバギボウシ、高いところではなかなか株立ちにはならないようです。

オオバギボウシ

エゾシオガマ、花も多くなく地味な花です。

エゾシオガマ

 

 


アザミパラシュート

2015-07-13 21:07:56 | 草花

綿毛が今にも飛びそうになりました。

ノアザミの苞は触るとかなり粘りがあって、小さい虫はくついてしまいますが、ムシトリナデシコ同様、これをどうにかして食べるわけではありません。

よく似た野原アザミには粘りがないそうですが、まだ見たことはありません。

ノアザミ

 


八方尾根

2015-07-11 22:25:25 | 草花

今夏2回目の八方尾根、相も変わらずブヨが多く、またもやおでこや耳を食われてしまいました。

ここは特別保護区に指定されているので、そこらじゅうロープで踏み込みを規制されています。

レンズは長めの望遠レンズと、マクロレンズが有利です。

私は体力がないので、80~400ミリレンズをDX切り替えのできるカメラ1台でこなしています。

狭いロープ規制の登山道では、ちょっとばかり苦しいところがあります。

 

ユキワリザクラ、露を浮かべた姿が美しいですね。

ユキワリザクラ

タテヤマリンドウとモウセンゴケ。

ハルリンドウも同じ場所にありますが、ロゼット状の根生葉があればハルリンドウです。

花の姿では区別できません。

 トキソウ、障害物が少ないので全体像が写しやすいです。

 

タカネナデシコ、浅葱色の茎と葉、深く細かく裂けた花びらが特徴です。

もっとも八方尾根には河原ナデシコはありませんから、見間違えることはないです。

下の白い花はイワシモツケ、右側はオオカラマツともコカラマツともいいます。

タカネナデシコ

下りのグラードクワッドの上からからの撮影です。

この足元にも沢山の花が咲いています。

クワッド

 

 


八方尾根 木の花

2015-07-08 21:17:44 | 樹木

黒菱駐車場に着いて車から降りた途端、ぶよの大群襲われ、喋るのも息をするのも控えてはいましたが、靴を履いてザックを担ぐまでに、口の中に飛びこまれたり、耳の穴に入り込まれたり、なんとも厄介なことに彼らは暗いところが大好きなのです。

暗いところというより、黒いところが好きといってもよいです。

髪の生え際とか耳のあたりとか、特に黒目は集中的に襲撃され、目の中に入ると刺されることはないですが、兎に角不愉快な思いをします。

 

今日の天気は曇り空、何とか雨が降らないことを願って登りました。

お昼頃の白馬三山、(右から白馬・杓子・白馬槍)霧が巻いていました。

白馬三山

ウラジロハナヒリノキ、触れるとくしゃみが出ることから名づけられていますが、今のところ未経験です。

ウラジロハナヒリノキ

バラは6月下旬が見ごろ、ちょっと遅かったようです。

オオタカネバラ、葉先が尖り、小葉が5~7枚です。

オオタカネバラ

タカネバラ、葉先が若干丸く小葉の数が5~9枚です。

タカネバラ

イワシモツケ、姿がいいですね。

我が家では茎が徒長して、デレデレした形になってしまいます。

イワシモツケ

ヒロハヘビノボラズ、鋭いとげがあります。

ヒロハヘビノボラズ

クワッドまで後少々で雨がぱらつきはじめ、八方尾根の蛇紋岩は少しでも濡れるとひどく滑ります。

クワッドとリフトはしょぼ降る雨に濡れ、駐車場では再度ぶよに襲われ、ほうほうの態で逃げ出しました。