[FM]FULLMSX for BLOG

詳しいMSXパソコンなどの情報はホームページで!
https://fullmsx.web.fc2.com/

タイピング練習プログラム ESCシーケンス MSXのロールダウン MSXファイル版

2020-12-07 18:33:32 | 1chipMSX

 お久しぶりです。前回の記事からOPEN命令を調べてみました。
OPEN"GRP:”AS#1はグラフィック画面に文字出力させる命令です。
これをOPEN"CRT:"AS#1とすればテキスト画面に文字出力できます。
例えばグラフィック画面出力用のPRINT#1の文字列をテキスト画面でも読むことが可能ですね。
考えられるのはデバッグ用にテキストを使う方法かなと思います。
いろいろと調べてみたいです。
 さて、今回のダウンロードではタイピング練習プログラムのサンプルを載せたいと思います。

実行するとロールアップして現れます。
時間がないのでアスキーアート;です。文字を入力すれば敵が落ちます。
エスケープシーケンスを使用してロールダウンをします。

ロールダウンしたい行にLOCATEで指定してPRINT CHR$(27)+"L";を付けます。
これを何度も使うと下へ文字が下がっていきます。

プログラムは1画面程度のもので誰でも改造することができます。

例えばページ2に文字を表示させて論理演算でTPSET(背景色は0)に
すれば重ねることができます。COPY命令で論理演算を指定すると
文字を重ねることでいろいろな効果を出すこともできます。
他のマシンではテキストで文字の色を変えたり図形を合成させたりはできます。
でもMSX2のように文字を合成するプログラムは見たことがないです。
アスキーアートを自由自在にハイライトにしたりMSX2ではなんでもアリですね。
color=(5,0,0,0)と指定すれば
青が黒になることで点滅させたり色を変えたりとイルミネーションのようなことができます。



MSX1のプログラミングは買って間もなかったので
文字のオンパレードや数当てゲームやサイコロなど初心者向けのものを買いました。
それよりも、「コンピュータに触れる!」それだけでもスゴかったですね。
熟練者にはBASICマガジンとかあったのですがそれは無理なことでしたね。
MSXBASICはROMになっているのでアスキーアートに触れることが唯一可能なマシンです。
このアスキーアートを体験すればパソコンはグラフィックだけではないと
アイデアさえあればなんでもできると思います。
アスキーアートは貧弱なイメージですがフォントを使うので
かなりデータを軽量にできます。

フォントでできないならグラフィックを使うほうがMSXらしいですね。

「ディスクドライブがあればビットマップを使うとこんなに美しいグラフィックになるんですよ!」
まんまとHDD商法にやられた感じで実は質を下げてもパソコンは何でもできるんです。
もしかしてデータレコーダもそうなのかなぁ。。。ザナドゥのテープセーブ長いしw

質を下げればと言えばここだけの話、RPGって作業的なこと多くありませんか?
あんなに同じようなことを長時間やるより
5分くらいのゲームでサクッとアイテムゲットできるほうが面白くないですか?
そういう方はレトロゲームを遊ぶと価値観が変わるかもとさておき、

MSXファイル版は待たせたのでいろいろなものが追加されています。

 KIRAKIRA.BASは空中戦の思考プログラムで星が横にスクロールします。
これは256,0-512,212の仮想座標に星をランダムに配置してXの数値を下げることで
右から星が出てくるようにしています。
さらにスクロールすると左に消えても右から星が出てきます。

 STAR_BX.BASはスターブロックの試作ステージ版です。
今のところクリア条件は設定していないのでステージを選択できるようにしています。
と言っても取ってはいけない星の色を決めてステージにしているだけで
 白の星?と赤の星、白と黄色と赤の星など難度が上がり条件が厳しくなりますね。

 TYPPING.BASはタイピング練習ができるプログラムです。
これは10文字のワードを正しく入力すればクリアです。
いろいろと改良してみてください。まだアップデートは考えていません。
ネタとしては良いですが、
MSXから生まれるものはもうない時代だろうと考えています。

MSXファイルデータのダウンロード:
http://wood-art.main.jp/www-hp/fullmsx/2020anniv.html

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする