日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

後悔の念

2018-02-13 08:17:15 | シニアライフ

誰もが何かの失敗した経験をお持ちでしょう。

いつも自分を責め、ああすればと良かった。

もっと他の対応があったのではないか?

その後悔の念が、何時までも残るものです。

地域交流仲間で、平均年齢を超えたばかりの御夫人が

喫茶店で一緒にコーヒーを飲みながらの会話です。

「最近、やけに若い時の失敗の後悔の念に陥ってしまうの、

これって認知症の始まりかしら?」

「アーすれば良かった、こうすべきだった。その後悔?」

「あなた、そんな事ないですか?」

「頻繁にあるよ。ただ人に言わないだけ。」

「アー、そう。じゃ私と同じだ」

失敗は成功の基と持てはやされているが、成功をもたらさない失敗は

その後悔の念だけが、何時までも残ってしまう。

年老いて、夢や希望など縁遠くなってしまっては

かっての苦い失敗が次から次へと思い出されてくるようです。

それも、事細かく鮮明に脳裏に映し出されるのです。

そんな経験ありませんか?

なかなか、人前でお披露目する話ではありません。

誰のも話さないで、一人で抱えて悶々しているのが実情。

「一人でいると、碌な事は無く、うつ病になりそう!

今日は話を聞いて貰って、ありがとう!」

一回り年上のお姉さんからケーキ付コーヒーをご馳走になった。

医者でもない私がカウンセラー役を果たしたような感じがする。

数多くの失敗と共に生きて来たシニア世代の若かりし日々に

共有するものが沢山秘められております。

それを語れる仲間が側にいる事が、これからのシニアライフに欠かすことの出来ない

大切な事ではないでしょうか?