超高齢化社会を迎えてます。
エンディングノートの話題に出合う機会が多い。
老いに対して、向き合う人々が多くなっている証です。
でも、まだまだ先の事と、放置している人も多いことでしょう。
実際、私達夫婦もその中の一組です。
如何に今を健康長寿のために尽くすか、
そればかりに専念して、その先の事については眼中に無いのです。
いざと言うときに、知りたい情報がが殆ど無く、困った経験談を聞く機会があります。
それも、他人事として聞き流しているのが現実です。
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義姉の三回忌の法事に家内と一緒に参列しました。
義姉は生前、樹木葬を希望しておりました。
樹木葬は「自然への回帰」という点で人気を集めているようです。
墓標にはご夫婦一緒の名前が刻まれております。
二人姉妹の姪の
やんちゃ坊主の孫たちも、お婆ちゃんの墓前では
至って、真面目な姿勢です。
そこに、義姉のエンディングノートを見せてもらった感じです。
「これからのこと、考えてますか?」
義兄からの質問です。
「まだ、何にも考えてないんです。」
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「エンディングノート」、親自身が書き記すものと思ってました。
ところが、全く違った観点からの「エンディングノート」がありました。
それは「ごがもノート」です。
親の介護や相続を体験した主婦達が独学でファイナンシャルプランナー(FA)の
資格を取得し、「こがもノート」を作成しました。
介護・相続について親自身が記入するのではなく、子供が親のために記入し、
いざと言う時に備えるためのノートです。
介護する人、介護される人、そして相続を受ける人、相続する人
それぞれの親子のコミュニケーションの推奨を目的としてます。
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「こがも会」の終活アドバイザーを講師に招いて、セミナーを開催します。
「シニアライフを生き生きと歩む会」のメンバー、平均年齢70歳。
まだまだ、若い。「エンディングノート」はまだ先の事・・・
例会の表題は
「ちょっと立ち止まって、これからのこと考えよう!」
会議室の都合で、定員が40名までです。
どれだけの会員が関心を以て、参集してくれるのか、未知数です。
私達夫婦は、これを機会に「終活」に真剣に取り組むつもりです。