カラスの生命力

昨日の夕方、ねえねの近所では、ちょっとした騒ぎになっていました！

もうすぐ、新しいおうちが建つ古いアパートの空き地に、１羽のカラスが弱々しく寝そべっていたのです！

ねえねが見たときには・・・ただただ、目をパチクリするだけで、体には、もうすでに、アリが顔や体に集っているのです！

その前に目撃したオジサマによると、フラフラしていたのは２羽で、１羽はドブの方へとフラフラ。。。

そして、この１羽は、フェンスに足か？羽？を引っ掛けてしまったようで、バタバタしていたようです。
すぐに、オジサマが助けてあげたものの、全然、飛べたもんじゃなかったようです。

それから、近所の人たちにフェンス越しに見守られたり、声をかけられたり、親カラス（多分、寝そべっているのは子どものように見えます！）が寄ってきやすいように、おうちに入って様子を見ていました！

しかし、みんな、誰もが、“大丈夫かな？”と思いつつも、あの“寝そべり方”や“アリは這っている姿”などを見ていると・・・“ごめんね！どうしようもしてあげられない。。。”と、朝になり、カラスがどうなっているのか？最悪の事態も頭に過ぎっていたのは・・・いうまでもありません。

そして・・・朝。。。

夜中に雨も降っていました。

“どうしているかな？”とねえねはもちろん、ご近所の方々もいつもより早めにフェンス越しにカラスの姿を探しました！



すると！いたんです！！カラスが！！！

しかも・・・立っています！！！

いやぁ～・・・それだけで、感激です！

でも、まだ、羽の様子はおかしく、カラスの近くから人間が離れると、また、草むらに“ペタン”と座り込む感じでした。



ときには、むっくりと立ち上がり、ウ○チもしていたみたいなんで、お腹は足りているのかな？など・・・健康のことも心配なねえね！

普段は、ゴミの日になるとみんなから“悪者”にされ、“嫌われもの”のカラスも、今日は、いろいろな人から“ガンバレ！”とエールを送られています！

そして、気になりつつも・・・ねえね、お仕事へ！

お仕事から帰ってきて、１番に空き地へ行くが・・・もうカラスの姿はなしでした。

カラスは無事、飛び立つことができたんでしょうか？
それとも。。。

ジョンに聞いても・・・答えてくれるはずもなく、お散歩へ！

お散歩途中で、これまた、ご近所さんにお会いしても、出てくる話題は空き地のカラスのこと！

オバサマ　『１０時半くらいに見たときには・・・もういなかったわ！』

ねえね　『そうですかぁ～。。。無事、飛べたのかな？』

そんなやりとりが、ご近所さんと出会う度に行われました！

そして、かあかが帰ってきて、ねえね出勤後の話を聞きました。

その後、カラスは“フェンス”→“高○サンちのモモの木の枝”→“電線”と少しずつ、高いところへと登っていたようです！

そんなことに全く気が付かなかったかあかたちが、

『カラス、どっか行ったなぁ～？』

『飛べたんかなぁ～？』

と、話をしていると、

『カァ～！カァ～！』

と、“オレはここにいるよ！”といっているかのように、自分をアピールしていたように見えたんですって！

その後、カラスは姿を消したそうなぁ。。。

カラスの生命力ってスゴイなぁ～！

最近、ご近所でもカラスのゴミ荒し事件が多発中の中、ちょっと微笑ましいカラスとの交流に、みんな、カラスを気遣う気持ちは同じだったんだなぁ～と知りました！

もしかしたら、カラスが悪さをするのではなく、人間が悪さをしなければいけないような環境を作ってしまったんじゃないかな？と・・・カラスとの共存を考えてしまいました！

明日はゴミの日！
このカラスに出会えるのかな？