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西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

新聞

2007年04月27日 17時38分00秒 | Weblog
 新居にて、ようやく新聞の定期購読を始めた。

 新規契約ということで、随分とサービスをしてもらった。確か何年か前には販売各店の協定で「過剰なサービスは自粛する」ことになっていた筈だったが、果たしてあの協定はどこへ行ってしまったのだろうか? まあ読者としては、サービスは大歓迎ではあるが……。
 一方、もう20数年来定期購読を続けている実家では、似たようなサービスがほとんどないに等しいという点も、何か不公平感が残る。
 今、新聞は……?

 学生時代に新聞配達のアルバイトをしていた友人が、こんなことを言っていたのを思い出す。
「新聞なんてもう10年20年もすれば、皆家庭に電信で送られてくるようになって、紙の新聞を戸別配達するなんていう方法は、いずれ滅びてしまうだろうよ」
 当時まさかそれはないだろうと、友人の意見にやや否定的な私であった。しかしインターネットやワンセグを始め、最近のメディアの目覚しい技術革新を見れば、なるほど友人の予言も当たっている点も多く、それだけに今新聞というメディアの立場が危うい存在であろうことも、認めざるを得ない。


 さて私も新居で新しいスタートを切ったことをきっかけに、改めて新聞というメディアに向き合い、その価値を考えてみたいと思う。