西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

サイダーは昭和の味

2008年08月18日 14時10分00秒 | ドリンク
 ビールをあまり飲めない私にとって、夏に欠かせないのが、やはり炭酸飲料。

 スーパーに行っては、安売りの500ml入りのペットボトルを何本かまとめて購入。またデパート、コンビニ、夜店などでも随時チェックして、変わった炭酸飲料を探したりもしている。

 そんな私が、今お気に入りなのが「サイダー」。
 サイダーと言えば、昔田舎へ墓参りに行った際、大叔父の家で飲んだ三ツ矢サイダーの味が忘れられない。人工甘味料が問題になった頃、ビンの肩の部分に「全糖」と書かれた赤いシールが貼ってあったことも思いだすなあ。

 最近では、「地ビール」ならぬ「地サイダー」と呼ばれるご当地サイダーが静かなブームになっているらしく、先日デパートでも地サイダーコーナーが特設されていたようで、そこで妻が何本か買ってきてくれた。

 メロンの香りの「大阪サイダー」は、「パレード」「シーホープ」といったお風呂屋さん御用達の飲み物を作っている大阪の大川食品工業が、2年前に復刻発売した製品とか。
 また青森弘前の「朝日サイダー」は、ひと口目は柑橘系の香りで、二口目からは子供のお薬みたいなちょっと不思議な香り。ビンの肩には「三ツ矢サイダー」の刻印があったりする。


 ジンジャーエールやコーラも好きな私であるが、中でも昭和の懐かしい味がするサイダーが、一番好きである。

泉北高速栂・美木多駅

2008年08月18日 13時13分00秒 | ステンショから
 泉北高速鉄道「栂・美木多(とが・みきた)」駅。

 駅名に「・」が入っているのが、ちょっと珍しい。

 先日、初めてこの駅で乗り降りした。
 現在撮影中の、大阪芸術大学映像学科3回生による実習作品『サマー・エンド・ガール・フレンズ』のロケ現場へ行く為にである。

 この作品での私の役柄は、農家のお父さん。
 大半が酔っ払っているシーンなのだが、スタッフにメイク専任担当者がおらず、顔を赤くすることが出来ない。まあ学生映画の現場では、よくあることではある。
 仕方なく、実際にビールを飲んで赤くなることにした。

 ビール好きな方には、羨ましがられそうな仕事であろうが、私はどちらかと言えば甘党。ビールのひと口目の美味さまでは分かるのだが、その後の美味さはよく分からず、その上すぐに酔いが回って、熱くなって気分が悪くなってしまうことも多い。だから飽くまで仕方なく……、飲んだのである。

 普段ならビールひと缶で充分に赤くなるはずの私なのであるが……、しかしこの日は何故か、ちょっぴりほろ酔い程度にしか酔えない。意外やすぐに醒めてきてしまって、お陰で迫真の演技には至らなかった。
 いつの間にか、少々酒に強くなっていたのであろうか……?


 次回の撮影には、2缶持参したいと思う……。