西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

須磨の鉄人に導かれて

2010年03月08日 18時46分00秒 | ステンショから
 先日の土曜日は、私にとってDAIGEI DAYとなった。

 まずは昼過ぎに梅田HEP HALLで開催の大阪芸大映像学科卒制展「DAIGEI FILM AWARD 2010」へ。私の出演する『the partizan』(相楽滋嵩 監督)を観る。

 14時には抜けて、一路神戸を目指す。新長田にある神戸映画資料館で上映される『都会の夢』(木駿一 監督)を観る為。
 私も出演し、その他スタッフには多くの大阪芸大関係者が参加するこの作品だが、私自身はもう何度も観ているし、ましてや雨の日に神戸まで出かけるのは足が渋る。しかし……。

 なんと神戸の上映会に、大阪芸大放送学科の同級生で30年来の友人Y君が観にきてくれると言う。いや有り難いやらお恥ずかしいやら……、一転フットワークが軽くなる私。

 映画の上映は18時半から。神戸には思いの外早く15時ぐらいには到着出来そう。それならいっそ地元を案内しようというY君のお言葉に甘えることに。

 ……で、降りたのがこの駅。
 JR山陽本線(神戸線)「須磨(すま)」駅。



 10数年前、仕事帰りにこの駅から一度乗車したことがあったが、下車するのは今回が初めて。


 イカナゴの釘煮の香り漂う参道を歩き、須磨寺へ参拝。



 帰りの参道で、土産の和菓子を買う。何とその店のご息女が、またまた大阪芸大の出身で、今は東京で役者さんとか。まったく不思議なご縁である。

 その後は、今年齢50を迎えるオッサン二人で須磨海岸の砂浜を歩く。




 海浜水族園前からバスで長田へ。鉄人28号を見る。




 映画を観た後は、まっすぐこの駅へ。
 JR山陽本線(神戸線)「新長田(しんながた)」駅。




 梅田へとんぼ返りして『the partizan』の打ち上げに参加。
 阿部野橋から終電に飛び乗り、喜志で降りると、改札で昨年のDAIGEI FILM AWARD 観客賞受賞『フールプルーフ』の鈴木雄大監督と美術監督のM崎君とバッタリ遇う。


 私の拙い演技を観てくれた上に、人、風景……、数々の思わぬ出会いを提供してくれた鉄人……、いや友人Y君に感謝したい。

 お陰でいい1日でした。

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